Column

日本で就職したい外国人留学生が就活で直面する問題と対策方法

2019/11/25

 

日本で就職したい外国人留学生が就活で直面する問題点とは?

 

日本学生支援機構(JASSO)によると、大学など高等教育機関を修了した日本の外国人留学生は約3万7000人(2014年度)。このうち日本で就職できたのは約1万人、というデータが。

 

また、日本の留学生を支援するあるサイトによると、日本で就職を希望する留学生のうち、実際に就職できる人は全体の約5割程度ではないかと言われているようです。

 

これらの数字を見ると、いまの日本で外国人留学生が就職することはいかに困難なことであるかがよくわかりますね。

 

日本人大学生が日本で就職を希望した場合、希望通りであるかどうかは別にして、その大半はどこかの企業に就職が決まります。

たとえば上記と同じく2014年度の日本人の大学等卒業者の就職状況はどうなっているかと言うと……なんと94.4%! 

外国人留学生の就職状況とのあまりに大きな差に驚かされますね。

 

日本の大学生の就職率は平成23年3月卒の調査以来上昇を続けているという現実があるというのに、留学生は懸命に就職活動してもなかなか内定を得ることができない。

留学生の中には、本意ではないけれど仕方なく帰国してしまう人もいるようです。

 

外国人留学生が抱える日本での就職活動時の問題点

 

まだまだ「すんなりと」とはいかない、外国人留学生の就職。

いったい問題点はどこにあるのでしょうか?

 

まずひとつは、留学生に入る情報量が圧倒的に少ないということ。

そのため日本の就職活動のタイミングをのみこめずに、就職活動に参戦するのが遅くなってしまうということがあるようです。

 

「情報量が少ない」ことが原因で起きる問題はほかにも。

外国人留学生は、どうしても母国でも名前の知れた大手企業に就職を希望する傾向にあります。

その理由として多いのは「将来母国に帰国して就職する際に有利になる」との考え。

また一方で「大企業以外の日本企業をどうやって探せばいいかがわからない」との声もあるようです。

大手に比べて情報量が少ないのが中小企業。ただでさえ情報量のすくない留学生が、自分の希望とぴったりと合う会社を中小企業の中で見つけるのは至難の業だと言えますよね……。

そのため大手のみを受け続け、結果、どこにも決まらなかったという事態に陥ることも多いようです。

 

外国人留学生たちは日本の就職活動でどんな問題を抱えている?

 

さらに、就職活動時に留学生たちが抱えやすい悩みについても触れてみたいと思います。

留学生が悩むのは<面接のコツ>やSPIなどの適性検査。

SPIは日本人学生と同じものを受けるわけですから、当然ながら相当な日本語レベルがないと解答できません。エントリーシートについても同じことが言えるでしょう。

 

また、日本の就職活動で求められているのは<自己分析力>。自分はどういう人間か、どういうところが強みか、また弱い部分はどこか。

日本企業は自分を徹底して分析できる学生を好む傾向にあります。

この<分析>に戸惑う外国人留学生は多いようで、面接のときに自分についてどのように話せばいいのか、企業の求める答えがどこにあるのか……。

悩む人が多発しているのが現状です。

 

外国人留学生たちが日本で就職するための問題解決法とは?

 

卒業後に日本での就職を希望する中国人留学生は、日本の会社独特の習慣やマナーなどを知っておくためにも、まずは学生の間にインターンシップにトライしてみるのもいいでしょう。

たとえば都内の場合だと、東京外国人雇用サービスセンターが外国人留学生に対するインターンシップを実施しており、外国人留学生を採用して、グローバルな事業展開を進めようという企業が多数参加しているようです。

また、ほかのインターンシップメンバーや会社の先輩と接することで、日本の就職活動に関するよりリアルな情報を得られることが十分に考えられます。

 

外国人留学生は母国に帰ったときのことを考えて、日本国内で誰もが知っているような大手企業に就職することを目標としがちですが、視点を変えてみることもときには必要。

大手でなくても、過去に外国人留学生をすでに採用したことのある企業に目を向けてみるなど、意識してみてはいかがでしょうか?

 

外国人留学生が日本で就職するためには

 

日本で就職したいのに、なかなか叶わない――。

そんな悩める留学生はどうすればいいのでしょう?

まず先輩や友人、大学の就職課に出向いてなるべく多くの情報を収集すること。可能であれば、就職活動前にインターンシップに参加して日本企業を知ってみること。

さらには、名前の知れ渡った大手だけが会社ではない、と頭を切り替えることも就職活動中は大切なことです。

 

なお、株式会社フェローシップでは、中国人留学生を対象にした<就職塾>を定期的に開催しています。ここでは留学生1人ひとりの過去や現在の生活についてなど、細かくヒアリング。その方の特徴や企業にアピールできるトピックスなどを浮き上がらせます。その上で最終的に就職先選びの基準をきちんとつくり、その軸に沿って、就職先をピックアップしていきます。さらに、面接ではどう志望動機をアピールしていくか、面接での上手な応答の仕方、というようなことまでマンツーマンで指導します。

日本での就職を希望する中国人留学生の方はぜひ一度ご検討ください。皆様のご参加をお待ちしています。

China Site

中国語案件