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桜の枝に触れる外国人女性
2022.06.02
帰化するとどうなる?日本に帰化するメリットを8つに絞って解説[グローバル2]

日本で生活している外国籍の方は、日本で生活する上で、ビザ発行や選べる職業の幅などの問題で不便に感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

日本に帰化することは、上記の問題を解消するための1つの方法として挙げられて、 職業選択の幅が広がるなど、日本で生活する上で便利なことが多くあります。
その一方で、帰化する際には注意が必要なデメリットも存在します。

この記事では、そもそも帰化とはどのようなことかを解説し、帰化することによるメリットやデメリットと、具体的な手続き方法をご紹介します。

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『帰化』とは「国籍を変更すること」

『帰化』を一言で表すと、「国籍を変更すること」を意味します。
外国籍の方が日本に帰化した場合、それまで持っていた国籍を失う代わりに日本国籍を取得することになります。
新たに日本の戸籍を取得し正式に日本人になるため、日本国内で日本人と同等の権利を得ることができます。

『永住権』との違い

帰化に似た言葉に『永住権』があります。

「永住権」とは、「永住者」という在留資格を取得することを指しており、永住権を有する外国人は、在留期間に制限なく日本に滞在することが認められています。
また、永住権には活動制限がないため職種・業種を問わず幅広く就労することが認められています。

永住権と帰化の最大の違いは国籍の扱いについてです。
日本国籍を取得する代わりに母国の国籍を失う帰化とは異なり、『永住権』を獲得しても、国籍を変更することはありません。
国籍を変更せずに日本に期限なしで住み続けることができる権利です。

日本に帰化することで得られるメリット

外国籍の方が日本に帰化することで得られるメリットにはどのようなものがあるのかを紹介します。

日本の戸籍を取得できる

外国人の方が日本人と結婚すると自身の戸籍ではなく、日本人パートナーの戸籍に情報が加えられる状態になります。

一方、日本国籍を取得することで、夫婦で同じ戸籍に入ることができるようになり、公的な手続きの際に戸籍がないことによる不便が解消されます。
このようなことから、結婚を考えるタイミングで帰化するケースもあります。

日本人と同等の社会保障を受けられる

年金や保険、教育、福祉といった社会保障を日本人と同等に受けることができるので、経済的なメリットがあります。
また、社会保障を受けられることは、育児や子育てなどをしながら日本で長く暮らしていく上で安心感も大きいです。

日本の参政権を取得できる

日本の参政権を取得できるので、選挙権と被選挙権を獲得することができます。
日本の政治に対して自身の声を届けることができることは、日本で生活する上で重要です。

就労に制限がなくなる

外国籍の方が日本で就職する場合は、就くことができない職業がありますが、日本国籍を取得することで就労に制限がなくなります。
これによって日本で自由にキャリアを作ることができるだけでなく、就労ビザの取得などの煩雑な手続きをする必要がなくなるのも大きなメリットです。

公務員として働くことができる

日本国籍を取得することで職業選択の幅が広がりますが、その代表例の1つが公務員です。
特に国家公務員の場合、日本国籍を持っていない人は採用試験を受けられないと人事院規則で定められているので、国家公務員を目指す場合は帰化が必要になります。

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日本のパスポートを取得できる

日本のパスポートを取得することによって、日本から海外へ渡航するための手続きが楽になるだけでなく、日本人と同様に海外で日本政府の庇護を受けることもできます。

世界一の信頼を誇る日本のパスポート

日本国籍のパスポートは、ビザの取得をせずにパスポートだけで渡航できる国の数が世界で最も多いので、世界一の信頼を誇るパスポートといえます。

日本の名前を持つことができる

もともと持っていた名前を日本語で表記することもできますが、帰化する場合はひらがなや漢字を使って日本人らしい名前を取得するケースが多いです。

これまで呼ばれていた通称がある場合は、帰化申請のタイミングでその名前を取得するケースもあります。

銀行での融資や住宅ローンなどの取引が可能になる

銀行で住宅や自動車のローンを組むことができるようになるので、マイホームやマイカーを入手しやすくなります。

日本に帰化することで考えられるデメリット

日本に帰化することは日本で生活する上で便利になる点が多いですが、日本に帰化することがデメリットになってしまうこともあります。
日本に帰化することで考えられるデメリットを紹介します。

もとの国籍を完全に失うことになる

日本では二重国籍が認められていないため、日本と母国の国籍を同時に保有することは認められていません。

そのため、日本に帰化することは、同時に母国の国籍を完全に手放すことを意味しています。

一度帰化するともとの国籍を取り戻すのは難しい

一度帰化してしまうと、もとの国籍を取り戻すのは難しくなるので、帰化する際は慎重に検討することが理想的です。

母国へ渡航する際にビザが必要になるケースも考えられる

日本国籍のパスポートを持っていると、ビザ無しで渡航できる国の数は多いですが、場合によっては母国へ渡航する際にビザが必要になることがあるので注意してください。

手続きが煩雑

帰化の手続きは住んでいる地域を管轄する法務局に出向いておこなう必要があります。
20種類以上の書類を母国と日本の役所からそれぞれ取り寄せなければならないため、母国での手続きや書類の郵送方法も調べておきましょう。

また、正式に届出として提出するまでに複数回の事前相談や確認をおこなうため複数回法務局に出向く必要があります。
帰化が完了するまでに早い人でも1年以上かかるため、ご自身の仕事が忙しい時期は避けるなどタイミングを見て手続きするとよいでしょう。

日本に帰化するための手続き方法

実際に日本に帰化するための手続きやその方法を解説します。

帰化申請の流れ

帰化申請の流れは、以下のとおりです。

1 法務局に事前に相談する。
2 必要な書類を準備する。
3 法務局で書類に不備がないかを確認した後、申請する。
4 面接を受ける。
5 許可通知を受け取ったら再度法務局に出向く。
6 法務局で帰化届などの手続きをする。

不明、不安な点がある場合は法務局に相談するとよいでしょう。

帰化申請に必要な書類

帰化申請で必要な書類は以下のとおりです。

・帰化許可申請書
・帰化の動機書
・履歴書
・宣誓書
・生計の概要についての書面
・親族の概要についての書面
・在職証明書、給与明細
・最終学歴を証明する書類
・国籍証明書もしくは本国での出生届
・戸籍謄本
・パスポート
・身分を証明できる書面
・住民票

追加で別の書が必要になる場合があるので注意してください。
法務局で相談した際に必要な書類についての指示があるので、それに従って書類の記入を進めてください。

帰化申請にかかる時間

帰化申請にかかる時間は、平均して申請から面接までが3〜4ヶ月、面接から結果が出るまでには6〜8ヶ月程度といわれています。

また、申請するまでの書類の準備等に基本的に2週間以上かかります。
日本国籍が欲しいと思ったタイミングで取得することができないので、申請はできるだけ早く済ませることができると理想的です。

まとめ

帰化の申請や手続きをして日本国籍を取得することは、日本で生活していく上でのメリットを多くもたらします。

一方で、一度帰化してしまうと元の国籍を再取得することは難しいので、慎重に検討した上で、不安な点は法務局やその他専門機関に確認するのがベストです。
また、手続きや申請には数ヶ月単位の長い時間がかかるので注意が必要です。

帰化によって職業選択の自由度が上がるタイミングで、新たなお仕事を探しているという方はぜひフェローシップにご相談ください。

フェローシップは外国人の従業員が多く在籍する就職・転職エージェントです。
実際に日本での就職・転職活動を支援してきたメンバーがキャリアプランの相談も含めて求人の提案や紹介をしているので、お気軽にご相談ください。

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