COLUMNS

pixta_54263066_M-min
2023.03.01
書類選考で人事が見ているポイントは?転職エージェントを活用した突破法[紹介2]

「転職活動中だが書類選考をなかなか突破することができない」「そもそもなぜ書類が通らないのか分からない」など、書類選考に苦戦している方も多いかもしれません。  

他の求職者の書類を見る機会も少ないため、選ばれる選考書類とはどのようなものなのか想像もつかない方もいるのではないでしょうか。  

書類選考を突破するにあたって、事前に第三者に提出書類をチェックしてもらうことは重要です。  


そこで今回は、採用担当者がどのような項目をどのような意図でチェックしているのか、書類選考を突破するための転職エージェントの活用方法について解説します。  

フェローシップではキャリアプランを踏まえ、転職者一人一人に寄り添ったサポートを受けることが可能です。


転職活動を少しでも有利に進めたい方は、ぜひご相談ください。

※有名企業への紹介実績が豊富な転職エージェントに相談したい方はこちらから


紹介事業部

転職活動における「書類選考」とは

転職活動における書類選考は、新卒採用と異なる部分も多いです。

そのため、就職活動と同じ感覚で対策をしているとうまくいかない可能性も高いです。  


ここでは転職活動における書類選考について解説します。


就職活動との違い

就職活動の場合は、基本的に履歴書と企業が指定するエントリーシートを提出する必要があります。  

対して転職活動の場合は、履歴書と職務経歴書が主な提出物で、就活時のようなエントリーシートの提出を求めるかどうかは企業によって異なります。  


日本では新卒一括採用が一般的であるため、同じ時期に多数の学生が企業にエントリーします。

一人一人を面接するのは企業にとって時間や人的コスト面での負担が大きく、エントリーシートである程度人数を絞るのが一般的です。  


転職活動の場合は応募者が一度に殺到するケースは少ないため、履歴書と職務経歴書だけで選考をおこなう企業も多いです。


書類選考の重要性

一般的な書類選考の通過率は30%〜50%ほどといわれており、決して高くはないといえるでしょう。  


ただし、転職活動における書類選考の位置付けは、企業によって大きく異なるのが実情です。

面接をおこなう上で事前情報として提出を求める企業もあれば、書類の情報に沿って足切りをおこなう企業もあります。  


いずれの場合でも、提出書類に不備が目立つと社会人としての素質を疑われ、マイナスな印象を与えてしまいます。

採用担当者の第一印象を大きく左右するため、書類選考もしっかりと準備をして臨む必要があるでしょう。


書類選考が突破できない主な理由

転職活動において書類選考とは、数多くの求職者の中から自社にあった人材を絞り込む最初の作業です。  

つまり、書類を通して自分と企業とのマッチ度をアピールすることで採用担当者に「ぜひ会ってみたい」と思わせることができるかどうかの勝負です。


採用担当者に魅力が十分に伝わらない書類の共通点についてみていきたいと思います。


企業が欲するレベルに達していない

提出書類の内容が企業が求めるレベルに達していないケースがあります。  


転職活動時の提出書類は一般的に履歴書と職務経歴書の2点ですが、職務経歴書はフォーマットが定められていない場合がほとんどです。  

企業側が書類に求めている情報が不足している場合、選考対象外とされてしまうかもしれません。  


また求められているレベルに達していたとしても、整理されていないフォーマットだった場合も低い評価につながるでしょう。


志望動機が曖昧

志望動機が曖昧な書類は採用者からの評価が下がってしまいます。  


選考をなかなか通過できない書類の共通点の一つに、自分のやりたいことだけを志望動機として書いているケースがあります。

「なぜこの企業なのか」が欠けた書類は採用担当者の目にはあまり止まりません。  


「数ある企業の中からなぜその企業を選んだか」という企業研究が足りていないと、選考の通過は難しいと言えるでしょう。


転職理由が曖昧

転職理由の曖昧さも低い評価につながります。  


転職者の多くが陥ってしまう失敗例として、転職理由欄に「退職理由」を書いてしまうケースが挙げられます。

前職を辞めることとなった経緯はネガティブな内容になりやすく、悪い印象を与えてしまう可能性もあります。  


また「どのような仕事をしたいか」といった内容が曖昧になっていたり、筋が通っていなかったりすると、転職への意欲が低いと見なされ高い評価は得られません。  

採用担当者は転職者が「自社で長く働き続けてくれるか」をみています。

曖昧であったり筋がずれていたりすると、良い印象にはつながらないのです。


空白期間が長い

経歴の記載欄に空白期間が長く続いている場合は、採用担当者に不信感を与えてしまいます。  


採用担当者は空白期間に何をしていたのか必ず疑問を持ちます。

きちんと納得させる理由を明記していない場合は、だらしない印象を与えてしまうといえます。


企業にマッチしない

自己PRと企業が求める人物像が合っていない可能性があります。  

一般に、求人情報には募集条件や企業が欲している人物像について細かく記載されています  


企業側が求める人物像と異なる点をアピールしてしまっていることで低い評価につながっている場合があります。

企業研究が足りていないという印象を与えてしまっているともいえるでしょう。  


また、キャリアやスキルについて具体的に示せていない場合も、漠然としすぎていて採用担当者に「評価しようがない」と捉えられているかもしれません。


希望年収が相場と合わない

希望している年収がその職種の相場と合わない場合も低評価につながります。  


職種ごとの相場は簡単に調べることができます。

相場と合わない年収を希望することは、企業・業界研究が足りていない印象を与えてしまうでしょう。  


前職が同業である場合もその職場での給料が必ずしも業界の相場とは限りません。

同じ職種での経験に頼って準備不足や業界研究不足が露呈してしまうケースも少なくはないでしょう。


提出書類の誤字脱字

記入漏れや修正テープなどでの修正跡、誤字脱字などの書類の不備は非常に印象が悪いです。

準備不足や意識が低い評価につながるでしょう。  


また、採用後も仕事で同様のミスをするのではないかというイメージを与えてしまうといえます。


採用担当者が書類選考でチェックしているポイント

履歴書や職務経歴書には多数の情報を記載しますが、その中でも特に採用担当者がチェックするポイントがあります。  

ここでは採用担当者がどのような項目をどのような意図でチェックしているのか解説します。


転職回数

多くの採用担当者は転職回数が何回かをチェックします。

転職回数が多い場合は自社に入ってもすぐに転職してしまうのではないかという懸念につながり、印象が下がってしまうのも事実です。  


書類選考は通過した場合でも、面接において複数回の転職経験がある場合は必ずそれぞれの転職理由について聞かれます。

採用担当者を納得させられる理由がなければ面接を通過するのは難しいので、きちんと対策をしておきましょう。


これまでの会社での勤続年数

転職回数とセットでチェックされるのが勤続年数です。

前職での勤続年数が短い場合、転職回数が多いケースと同様に自社で採用してもすぐに離職されるのではという懸念を採用担当者が抱く可能性が高いです。  


目安にはなりますが勤続年数が3年以下だと短いと感じる採用担当者が多いため、該当する場合は面接に向けてきちんと理由を説明できるよう備えておくことが重要となります。


保有している資格やスキル

履歴書に記載する保有資格やスキル、免許については新卒採用以上に重要視されます。

ポテンシャル採用も多い新卒採用とは違って中途採用は即戦力となりうる実力が求められます。  


実際に働いている姿をチェックすることができない選考の場では、資格や免許などのスキルを可視化できるものが大きな指標となります。  

また、単に資格を保有しているかを見るだけでなく、これまでの職歴や応募した職種と資格との整合性も確認されます。  


これまでの仕事や自社の仕事と関係のない資格ばかりが記載されていると、「闇雲に資格をとっているだけで計画性がないのではないか」「資格はあっても実務経験が伴っていないのではないか」等の懸念を抱く採用担当者も少なくありません。  

転職活動に際してスキルアップのために資格を取得される方は多いですが、応募する企業やこれまでのキャリアを活かせるものを選んで受験することが重要といえます。


離職期間の長さとその理由

前職を辞職した後に転職活動を始めた方や、これまでのキャリアで仕事についていない期間がある場合、その理由は必ずチェックされます。  

病気や留学などのやむを得ない理由がある場合は、職務経歴書にきちんと明記しておくことが重要です。

 

離職期間が長くなおかつ理由が不透明な場合、採用担当者が「他の企業がなかなか採用しない原因が本人にあるのではないか」という懸念を抱く可能性があります。

前職の辞職後3ヶ月〜半年程度の間であれば大きく影響することはありませんが、それ以上の長期間仕事から離れている場合は、きちんと理由を説明できるようにしておきましょう。


自社の社員とスキルを相対的に比較

書類選考の合否を大きく左右するのが、自社の社員との相対的な比較結果です。  


採用担当者は応募者の年齢や職種と、同年代・同一職種の自社社員を比較し、応募者が自社が求める水準に達しているかどうかを判断します。

自社の同年代の社員よりもスキルが劣っていると判断された場合、書類選考通過は非常に難しいです。  


これは求職者自身が応募する企業を選ぶ際にも通ずるポイントです。

採用ホームページや口コミサイトなどを使って自分と同年代の社員がどの程度の経歴・スキルを持っているかを確認した上で、自分でも通用するかどうかを判断基準とするのもおすすめです。


転職エージェントを利用した方が書類選考の突破できる可能性は上がる

転職エージェントを活用することで、書類選考突破の可能性を大きく高めることが可能です。  

エージェントを活用することで得られるメリットについて5点ご紹介します。


自身の魅力を第三者視点で教えてくれる

転職エージェントに第三者視点から求職者の魅力を教えてもらうことができます。  


エージェントは転職・就職のプロとして何人もの求職者を見てきたプロです。

そんな人を見るプロに、転職活動で強力なアピールポイントを見つけてもらうことで、より高い評価につながる自己 PRを作成することにつながります。  

自分では気づかなかった自身の強みが見つかるかもしれません。  


また、転職エージェントはさまざまな業界や職種について精通しているため、客観的に自身の市場価値を判断してもらうことができます。  

応募企業を選ぶ際に自分がどのような企業なら通用するのかをアドバイスしてもらうことで、安全圏の企業から挑戦となるような自分より少しだけ水準の高い企業など満遍なく選定することが可能です。


応募書類の書き方をレクチャーしてくれる

応募書類の書き方やコツについて細かく指導してもらうことができます。  

採用担当者が注目している点なども合わせて聞くことができるため、自信を持って書類作成を進めることができるでしょう。  


また、完成した書類の添削もしてもらえるので安心です。

どんなに注意を払って作成した書類であっても、誤字脱字が発生するのは珍しくありません。  


第三者に確認してもらうことで確実にミスを減らせるので、安心して提出することができるでしょう。


企業が求める人物像を教えてくれる

転職エージェントは企業や業界の情報に精通した専門家です。

そんな専門家から各業界や企業の詳しい情報を聞くことができるのも、転職エージェントに相談するメリットです。  

エージェントを活用することで、より綿密な業界・企業研究が可能です。


  同じ経歴でも、企業が重視している人柄や能力によって文章の書き方を変えることが重要です。

企業がどんな人材を求めているのかを深く理解した上で自分を表現することで、ご自身の力を最大限企業にアピールすることができるでしょう。


様々な種類の求人を把握している

企業の求人には様々な種類があります。

正社員だけに限らず、派遣なども魅力的な選択肢のひとつです。  


エージェントに相談することでより待遇の良い派遣求人が見つかる、といったケースもあります。  

相談を通して一人一人のキャリアプランや理想の働き方を理解した上で情報を教えてもらえるので、安心して任せることができるのではないでしょうか。


その後の面接などのサポートなども充実

転職エージェントのサポートは書類の準備だけに止まりません。

無事書類選考を通過した暁には、面接などの対策もしてもらうことができます。  


採用が決定するまで長期に渡ってしっかりとプロのサポートを受けることができるのも、転職エージェントの大きな魅力のひとつといえます。


よりよいサポートを受けるために

転職エージェントは求職者の強力な味方です。

そんなエージェントからより満足のいくサポートを受けるために心がけておきたいのは、友好的な関係を築くことです。  


積極的にコミュニケーションをとることで、転職エージェントにより自分という人間を理解してもらうことができます。  


また、エージェントとより良い関係を築くことで、求人の種類や応募枠が少ない求人があった場合でも強く後押ししてもらえる可能性が高いです。

限られた付き合いではありますが、良好な関係を目指しましょう。


転職エージェントを利用して書類選考から内定までをスムーズに

転職エージェントを活用することで、より万全の対策をして書類選考に臨むことができます。  

プロであるエージェントに第三者からの目線でアドバイスをもらうことで、自身の魅力を最大限書類でアピールすることにつながります。  


また面接など、採用が決まるまで長期にわたってサポートを受けられるので、内定までをスムーズに進めることができるでしょう。  


フェローシップは有名企業への内定実績も多数ある転職エージェントです。

一人一人のキャリアプランの設計から理想の働き方の実現まで、求職者に寄り添ったサポートを受けることができます。

転職活動の際にエージェントの利用を考えている方には、フェローシップがおすすめです。

※求職者に寄り添う転職エージェントの利用はこちらから  


中国語を活かした転職をお考えの方にはTENJeeという求人サイトがおすすめです。

中国語スキルがある人専用のサイトなので、募集要件など気になる方は是非チェックしてみてください。


フィットする求人がすぐ見つからない、転職はこれからという方

Fellowship登録 (転職支援サービス)をしませんか?
あなたに合ったキャリアプランを、いっしょに考えます