コラム

絶対注意。外国人が職場で差別を受けないための対策
2020/10/15

こちらのコラムでは便宜上「外国人人材」と書いていますが、もし社内に実際に外国人人材が勤務することになった場合は「外国人」とひとくくりにするのではなく、その人の出身地がどこであるかをきちんと把握するようにしましょう。

国籍が日本でない人はすべて<外国人><外人>と呼ぶ。日本人は昔からそうカテゴライズしがちですが、この呼び方は人によっては好意的に捉えられない場合もあります。

 

海外から日本にやってきた人たちは、「私は外国人ではなく、アメリカ人です」「私は外国人ではなく、中国人です」そう考える人が圧倒的に多いようなのです。このように考える人にむかって「あなたは外国人ですものね」と発言してしまうことは、差別だと捉えられかねないので気をつけたいものです。大切なのは、その人が生まれ育った国をきちんと尊重すること。つまり「外国人」「外人」ではなく「中国人」「フランス人」「タイ人」である――その認識を社内で徹底させたほうがいいかと思われます。

 

平成24年に内閣府が行った内閣府「人権擁護に関する世論調査」で下記のような質問がありました。

「日本に居住している外国人に関し,現在,どのような人権問題が起きていると思いますか?」

これに対して高い回答率となったのが、「風習や習慣等の違いが受け入れられないこと」で全体の34.8%となっています。

風習や習慣等の違い。これに関連すると思われるものに<残業>や<飲み会>に対しての考え方の違いがあるのではないでしょうか。

最近でこそ日本も「働き方改革」が叫ばれ、長時間労働を決して良しとしない風潮になりつつありますが、まだまだ「残業はして当たり前」「上司より先に部下は帰ってはいけない」という空気が社内に蔓延しているところも多いよう。

日本人ならこの空気感に慣れてしまっているかもしれませんが、外国では「残業は非効率的」と考える人が大半。そのため、外国人人材に「残業はして当たり前」と言うのは「風習や習慣等の違いが理解されていない」と思われて、差別と捉えられてしまう恐れも。気をつけたいものですね。

 

<飲み会>についても同じ。海外でも会社のメンバーでの<飲み会>が実施されることもあるようですが、日本の<飲み会>とは雰囲気は異なっているようです。そのため日本の無礼講スタイルや、仕事の話は一切せずに長時間ダラダラと飲む、という飲み会に戸惑い受け入れられない外国人人材は多いようなのです。この場合も決して無理強いをしないようにしたいものですね。

 

自分がもしも海外で働いたとしたら……そう考えてみると、なにがイヤでなにを辛いと感じるか、なにを差別と感じてしまうのか。それがおのずと理解できるようになるかもしれません。上にも書きましたが、やはりなにより大切なのは相手の文化・風習・生活習慣を理解しようという思い。社内で差別を生んでしまうことのないよう、その思いを大切に共に働いていきたいものですね。


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