コラム&NEWS

コロナ禍で他業界からIT業界へ転職する時の転職事情・よくある質問について [グローバルエンジニア1]
2021/02/12
「テレワークができますか?」
「手に職をつけられますか?」

この2つは、コロナ禍において求職者の皆さまから非常に頻繁にいただく質問です。
2019年のよくある質問が「IT業界は残業が多いのは本当ですか?」であったことと比較すると、求職者の皆さまの関心事が大きく変化したことが伺えます。

また、「手に職」の質問はビフォーコロナから多かったですが、その意味合いは「可能な限り長く働く」から「コロナに振り回されない」に変化しています。

今回は、IT業界に転職する際に求職者の方から頂くことの多い、2つのよくある質問について解説していきます。

1:IT業界へ転職した際は「テレワーク」が可能になるか

コロナの感染リスクを下げる最大の対策は、できるだけ他者との直接的な接触を避けることです。そのため、在宅勤務が可能なテレワークを希望される方が増加しています。
フェローシップの面接でも、2020年3月頃と比較すると就業条件の希望で最初にテレワークを挙げる方の増加が顕著です。

業務の性質上の理由でテレワーク対応が難しく苦慮している業界もありますが、IT業界はコロナ禍以前からニアショア・オフショアとの連携でWeb会議等を活用していたため、特に大きな抵抗もなくテレワークへ移行できた業界です。

実際に、グローバルエンジニア事業部のお取引先も、9割が完全テレワークで業務を進めておられます。
その点で、IT業界は「テレワークができる」という希望を実現しやすいので、噂は本当と言えます。

ただし、テレワークにはいくつかの準備と課題もあります。

テレワークで働く際の注意点

テレワークを行うためにはICTツールが必要

まず、業務の全てをオンライン上で行うため、ICTツールに不慣れな方は大きく躓く可能性があることです。

IT業界において、以下のICTツールの多くはメールやLINEと同じように「使えて当たり前」のツールです。そのため、ICTツールに関する研修や勉強会を特に実施しない企業様もあります。

コミュニケーションツール:Slack、Microsoft Teams、Zoom、Google Meet等
クラウドストレージ:Google drive、OneDrive等
バージョン/タスク/課題管理ツール:Git、Trello、backlog等

これまでの業務でICTツールを始めとした各種ツールを習慣的に使用していなかった方にとっては、思いもよらない大きな壁になることがあるようです。

YoutubeやWebページで丁寧な解説を行っている方もいますので、まずはどのようなツールなのか、どのような目的で使用するべきなのか、そして基本的な使い方を覚えることをお勧めします。

コミュニケーションに制限がかかることも

次点は、チームメンバーとのコミュニケーションに制限があることです。
勤務時間は常にチーム専用のWeb会議への接続を行っている会社様もありますが、多くは朝会・夕会、あるいはミーティングのように必要な時にだけ接続します。

出社している時のように、側にいる先輩や上長に気軽に口頭で質問することはできませんので、報連相はSlack等のチャットツールを使用します。
そこで必要になるのが、読みやすく誤解されない文章を作成する文章力作成スキルや、タイピング速度です。

この他にも、自身のスケジュールやモチベーションの管理、チームビルディング等のテレワークならではの課題が存在します。

テレワークに対応できるためのリテラシーを身につけることが重要

テレワークは生産性が下がると言われることもありますが、その原因の一つにICTツールを始めとした作業環境への不適応が挙げられます。
上司のデジタルリテラシーが低くて・・・と笑えない話が囁かれることがありますが、実はIT業界へ転職する人にとっては他人事ではないのです。

テレワークで実力を発揮し、成果を上げるためには、対応したリテラシーを身につけるのがIT業界への転職の近道です。

2:IT業界へ転職することで「手に職をつけられる」のか

以前からIT業界は、「手に職をつけたい」という理由で他業界から転職する方が多い業界でした。
とはいえ、例えばIT業界の中でもWeb業界の場合、出版・印刷系やテレビ・映像系等の、比較的近い業種からの転職が主流であり、転職前に身につけたスキルに、プログラミングやWebデザインをプラスアルファした状態でのスタートが多かったと言えるでしょう。

コロナの影響があって今までは少なかった人材がIT業界へ転職している

コロナ禍においては、例年ではあり得なかった業界からの人材流入が目立ちます。 IT業界は例年と比較して求人数に大きな変化がなかったため、販売・サービス系や、専門サービス等のコロナの影響が大きかった業界の方に注目されたようです。

IT業界から遠い業界から転職される方は、デザインやプログラミングは一度身につければずっと使えるのではと思われるかもしれません。

IT業界に転職して身に付けたスキルもアップデートしていく必要がある

しかし、IT業界は次々と新しい技術が導入されるため、現時点で身につけている技術は時間が経てばどんどん古くなります。
プログラミング言語ひとつにしても、言語自体のアップデートや市場の需要変化があり、古い技術にしか対応できない場合は市場価値がどんどん下がってしまいます。

実際にプログラミング言語の需要は、長年Java・Javascript・PHPが3強でしたが、現在はPython・Javascript・Javaに入れ替わっていますし、Rも急上昇中です。
また、Javaは毎年のようにバージョンアップされていますし、Pythonも2から3へ大幅な変更がありました。

プログラミング思考や論理思考等の基本的なスキルは変わりませんが、業界基礎知識と専門スキルをアップデートしてゆくことが、自身の市場価値を高め、「手に職」の状態をキープするためにも重要です。
「手に職をつけられる」は、本当であり嘘でもあると言えるでしょう。

コロナ禍のIT業界への転職事情まとめ

テレワークができる。手に職をつけられる。
この2つの疑問に対する答えはいかがでしたでしょうか。

それぞれを「本当」にするためには、初期投資としての勉強、そして市場価値を保つための勉強の2点が見えてきたのではないかと思います。

また、近年話題になっているAI化の波は、IT業界にも押し寄せています。
むしろIT業界だからこそ、他業種より早い速度で進んでいると言えます。

Webデザイナー等の人気職種も着々とAI化が進んでおり、比較的簡単な作業、つまりIT業界未経験で転職を希望される方々のスキルレベルと競合し始めています。
10年前、5年前と比較すると、初手から要求されるスキルレベルが上がっているのが現状です。
IT業界への転職を希望される方の多くが躊躇う理由は、ここにもあるのではないでしょうか。

IT業界へ転職を考えている方はフェローシップにご相談ください

フェローシップではIT業界への転職希望者が「やりたい仕事・得意な仕事・スキルを高めていきたい仕事は何なのか」を見極めるところからフォローし、スキルを段階的に身につけるバックアップを行っております。
IT業界への転職を考えている方はこちら

IT業界の実情がなかなか分からず迷っている方、ご自身の現在のスキルが役立つか悩んでいる方、独学でつまづきかけている方は、ぜひ一度ご相談ください。
BACK

ご登録までの流れをご案内します。

あなたの可能性を見つけに、いらしてください。