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2021.01.29
2021年コロナ禍における転職市場の現状・展望と転職活動のタイミング[紹介1]
2021年明けましておめでとうございます。本年もフェローシップをどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年11月にコロナ禍における転職市場の変化と現状、転職活動を成功させるポイント」というコラムを作成しましたが、そこから年が変わりましたので、現在の状況がどうなっているのか、変化はあるのか、コロナ禍の転職市場の状況についてアップデートした内容をお伝えできたらと思います。

また、今回はコロナ禍の転職タイミングについても触れていますので、転職活動を続けるべきか、やめるべきか悩んでいる方は参考にしてみてください。

年明け2021年の転職市場の現状

まずは一定の指標となる有効求人倍率を見てみると、昨年11月(現時点で最新)は1.06倍という数字でした。前回出した9月の数字が1.03倍だったので0.03ポイントと僅かながら上回りました。
ただし、この数字は正社員の募集とは限らず、非正規雇用なども含まれるため、正確に転職市場の動向を示しているとは言い切れない点もあります。

その中である大手の人材会社が算出した数字では、
・2020年11月の求人倍率は1.79倍(前月比+0.14pt/前年同月比-1.02pt)。
・求人数は前月比102.4%、前年同月比70.5%。
・転職希望者数は前月比94.4%、前年同月比110.5%。(2020年11月)
と出ており、これは登録者1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値ということなので、僅かではありますがやはり回復傾向にはあるのだろうと考えられます。

コロナ禍だが徐々に求人数は増加傾向にある

実際に採用の支援を行っている中で、求人数自体は増えているように感じており、取引先企業も各社次第に元の採用状況に戻っているのではないかと思います。
これは各企業から新たに出てくるオープンポジション数や、新規求人の獲得の動きを取る際の各求人掲載媒体の求人数から見て取れることです。

企業もある程度withコロナの状況下に慣れ、採用においても様々な方法を活用できるようになったため、以前に比べ採用がスムーズになった部分も大きいです。

具体的にはメーカー(機械、電子、半導体、化学、素材、メディカル)やゼネコンなどの建設系は積極的に採用を行っていると感じます。

コロナの影響を受け、転職活動がうまくいかない厳しい状況は続くのか

ただ、求人が少しずつ戻りつつある一方で、まだまだ転職活動は難航している方も多くお見受けします。実際に転職活動をしている6割の方が、コロナの影響を受けていると感じており、具体的な要因としては求人数の減少や選考が通過しにくくなったなどの理由が挙げられています。

徐々に回復の兆しを感じている

確かにその通りで特に書類選考の通過率は未だにコロナ前と比較すると低いですが、すこしずつ求人も増えている、企業も積極的に動き始めたと感じる最近は、徐々に通過率も回復しているように感じます。

今転職すべきか?コロナ禍での転職タイミングについて

転職活動中の方の中には様々な背景で活動をしており、コロナの影響を受け仕事を失ってしまった、業績悪化による収入減など早急に求職中の方や、一方でコロナ禍において自身のキャリアを見つめなおすきっかけとなり自身の今後のことや、会社の将来性、給与への不満などを感じ、市場感を見てみようかなという方などさまざまです。

その中には市場感をみるため実際にエージェントと話してみたもののやはりこのタイミングで転職をしていいものか、現職の状況を捨ててまでリスクがある中で次の会社に行くことに不安を感じ、活動を一旦ストップしたり、応募、入社までの決断に至らない方もいらっしゃいます。

早く転職したい人はコロナ禍でも積極的に応募するのがおすすめ

実際にエージェントサービスに登録はしているものの、積極的に動いている方が多いかと言われると、あまりそうではないです。
そういった状況の方が多いので、今の段階で早く転職をしたい、仕事探しをしたいという方はぜひ積極的に応募を進めていくことをお勧めします。

可能性を少しでも増やす意味でも、少しでも気になった求人があれば、私は応募することをおすすめしています。選考が進んでいく中で、知りえなかった魅力など様々ありますし、この状況下だからこそ、現れる会社の実情や、将来性など見えてくる部分が大きいです。

エージェント側も不安に思われる方がいることも想定し、今まで以上に企業側とコミュニケーションを密にとり、求人の内容や会社の魅力など把握した上でお話しさせていただきますので、少しでも気になる求人がある方や、転職市場のことについて知りたい方、ぜひ一度お話しさせていただければと思います。
※フェローシップの転職エージェントはこちら

まとめ

withコロナの状況に企業側が慣れてきたこともあり、年が明けてから求人数が少しずつ増えてきて、転職市場は回復傾向にあります。今後もコロナの影響は続くことは予想されますが、コロナ禍での転職市場の傾向をしっかり把握すれば、自分にあった理想の転職をおこなうことも可能です。
一人で転職をしていくことに不安がある方は、転職エージェントを活用してみてください。

フェローシップでは、あなたのキャリアプランに沿った就職・転職を実現するために、様々な就職・転職支援のサポートを行っています。履歴書・職務経歴書の添削はもちろん、面接時には各企業の面接担当者の情報共有や予想される質問内容・好まれる人物像など、これまでのデータをもとにアドバイスや対策を行っています。
コロナ禍での転職を成功させたい方は、ぜひフェローシップまでご相談ください。

最後に、コロナ禍における転職事情については、定期的に情報のアップデートを行い、市場感をコラムにてお伝えできればと思います。今後もご参考にしていただけたら幸いです。

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