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ITエンジニアは、業務内容や必要なスキルによってさまざまな業種のエンジニアに分類することができます。
そのため、自分の向き・不向きや将来やりたい仕事などによって、転職活動の際に選択するべき求人が異なる場合があります。
ここでは、ITエンジニアの求人の選び方や転職する方法などについて解説します。
フェローシップでは、ITエンジニアの求人情報を多数ご紹介しています。
有名企業・優良企業のお仕事や、ITエンジニア未経験の方にもおすすめな求人も多数ありますので、ご興味ある方はぜひ求人をチェックしてみてください。
IT市場の動向
エンジニアとして働くにあたって重要になるのが、IT市場の動向です。
現在のIT業界の動向として、IT人材の不足・業務のグローバル化という2点が挙げられます。
ここでは、IT業界の動向として挙げられる2つのポイントについて詳しく解説します。
IT人材の不足
IT業界は最も成長している市場であり、労働人口が減っていくのに反してIT人材の需要が高まっているため、将来的にはIT人材が不足するといわれています。
IT人材が不足すると、一人一人に任される業務の幅が広くなって行くことを意味します。
そのため、ルーティンワークのような仕事よりも、幅広い種類の業務への挑戦や新しい業務のやり方の提案ができるような働き方を好む人には向いているかもしれません。
業務のグローバル化
ITエンジニアが業務で使用するソースコードは世界共通のものなので、日本人であるかどうかにかかわらず書くコードは全世界同じです。
そのため、将来的には日本よりも人件費の安い東南アジアに案件が発注されていくことが増加すると考えられます。
大幅なコストカットが可能になるため、現在も海外に支社を置いて日本の案件を外国で発注する企業はありますが、今後はそのような企業が増加し、業務のグローバル化が進むと予想されています。
ITエンジニアの種類
ITエンジニアの種類は、主にシステムエンジニア・Webエンジニア・インフラエンジニア・上流工程のエンジニア・その他のエンジニアの5種類に分けることができます。
ここでは、ITエンジニアの種類について詳しく説明します。
システムエンジニア
システムエンジニアは、ITエンジニアの中でもっともイメージされやすいエンジニアであり、主にシステムやソフトウェアの開発・設計をおこないます。
アプリケーションエンジニアやプログラマーなど、担当する作業や領域によってさまざまな職種に分けることができます。
システムエンジニアの主な仕事内容や必要なスキルなどについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
▶システムエンジニアになる方法とは?仕事内容や求められるスキルを解説
Webエンジニア
Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリの開発・設計などをおこなうエンジニアのことです。
近年、パソコンやスマートフォンなどにインストールするアプリだけでなく、YouTubeやGmailなどのWebアプリが急増しています。
そのため、Webエンジニアの需要はさらに増加すると考えられています。
Webエンジニアに必要な知識やスキルについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
▶未経験からWebデザイナーになりたい!転職時に必要なスキル・求められる知識
インフラエンジニア
インフラエンジニアとは、ソフトウェアやシステムを動かす基盤を開発・設計するエンジニアのことです。
IT業界でのインフラとは、ネットワーク・サーバー・データベースなどを意味し、インフラエンジニアは扱うインフラの種類によって、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアなどの職種に分類されます。
インフラエンジニアの業務内容やなるための方法などについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
▶インフラエンジニアとは?業務内容やなる方法まで分かりやすく解説
上流工程のエンジニア
システムやプログラムを開発する技術職ではなく、プロジェクトの管理や交渉役をおこなうエンジニアは、主に上流工程のエンジニアと呼ばれます。
ITエンジニアの中で最も困難な業務を請け負い、責任者としての役割を果たすことが多いため、ITエンジニアの中では求められるスキルや知識が幅広いです。
ただし、求められる能力が高い分、平均年収も他のエンジニアよりも多くなりやすいです。
上流工程のエンジニアの仕事内容や必要なスキル・資格について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
▶IT業界のディレクターとは?業務内容や必要な資格、転職を成功させるためのポイント
その他のエンジニア
そのほかのエンジニアとしては、データの分析をおこなうデータサイエンティストや設計したシステムなどの品質を管理するテストエンジニアなどが挙げられます。
また、自社内でIT環境を管理するために、社内システムの開発などをおこなう社内SEや、自社企業と海外企業の橋渡しをするブリッジエンジニアなどを、社員として雇うこともあります。
ITエンジニアの求人の選び方
ITエンジニアの求人を選ぶにあたって、自分に最も適している業種は何かを見極める必要があります。
その際の判断基準として、Web系かSIer・自社開発か受託開発・自分がなりたいエンジニアの分野という3つのポイントを挙げることができます。
ここでは、ITエンジニアの求人の選び方の3つのポイントについて説明します。
①Web系かSIer
Web系企業は、2000年前後に設立された会社が多く、インターネットを利用したサービス提供を主におこなう企業です。
それに対して、SIerとは、システムインテグレーターの略称でクライアントの依頼に応じて、システム開発や運用を請け負うIT企業のことです。
Web系企業が取り扱うサービスは進化や拡大のスピードがはやく、人材の流動性が激しいため、常に専門的なスキルや知識の向上が求められます。
Slerは、クライアントからの依頼によって幅広く仕事を請け負う企業なので、上流工程から運用までさまざまなスキルが求められます。
また、エンジニアとしての経験を積むとマネージメント側にシフトし、上流工程のエンジニアとして働くことが多いです。
そのため、Web系企業は専門的な分野でスキルアップをしたい方、Slerは幅広いスキルを身につけたい方に向いているといえます。
②自社開発か受託開発
自社開発の求人を選んだ場合、システムを開発して業務が終了するのではありません。
エンドユーザーの要望を集めて、さらに新しい機能を追加したりサポート業務を充実させたりするといった、開発プロセスの全部に関わることができます。
一方、受託開発の求人を選んだ場合、クライアントからの依頼の範囲内でシステム開発に関わります。
そのため、クライアントから求められる品質・コスト・納期をきっちり管理して期限を守って納品することが重要になります。
開発に積極的に関わりたいか、決められた仕事を着実にこなしていたいか、という点で向き・不向きがわかれます。
③自分がなりたいエンジニアの分野
ITエンジニアの種類は業務の内容や使用する知識やスキルによって、システムエンジニア・Webエンジニア・インフラエンジニア・上流工程のエンジニア・その他のエンジニアに分類することができます。
そのため、自分がどのような業務のエンジニアになりたいかによって求人を選ぶ必要があります。
エンジニアに転職するポイント
エンジニアに転職するポイントとして、年齢やタイミングを見極める・志望動機を明確にする・自分のスキルを明確にする・適した転職媒体を選ぶというポイントを挙げることができます。
ここでは、エンジニアに転職する4つのポイントについて説明します。
年齢・タイミングを見極める
転職する際に、年齢やタイミングは重要なポイントになります。
基本的には30~35歳以下が転職には適していて、春前・秋にエンジニアの求人が増えやすい傾向があります。
ただし、景気の動向によって求人市場にも影響があるので、状況をしっかりと見極めて判断しなくてはいけません。
ITエンジニアに転職する際に必要なスキルや資格・ポイントなどを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
▶︎【年齢別】未経験からITエンジニアへ転職する際のポイント・必要なスキル
志望動機を明確にする
企業の人事担当者が非常に注目するポイントであるため、志望動機は非常に重要です。
エンジニアとしてどのように貢献できるのか、自分がどのようなスキルを持っているのかを明確に記載することで、採用される確率が高くなる可能性があります。
ITエンジニアの転職における志望動機の書き方やキャリアアップするポイントなどを詳しく知りたい方は、以下の2つの記事をご覧ください。
▶︎エンジニアの転職で役立つ 志望動機の書き方の例やポイントを解説
▶︎エンジニアの転職タイミングはいつ?キャリアアップするポイントとは
自分のスキルを明確にする
履歴書などに明確に記すためだけではなく、自分のスキルを客観視できる視点を養うことはエンジニアとして働くにあたって非常に重要です。
そのため、自分のスキルや適性を見極めて、どのようなエンジニアに向いているのかしっかりと判断することが大切になります。
ITエンジニアに必要な適性や向いている人の特徴などを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
▶︎ITエンジニアに必要な適性と向いている人・向いていない人の特徴
適した転職媒体を選ぶ
エンジニアに転職する方法として、転職サイトや転職エージェントなどのさまざまな媒体があります。
企業とのマッチングは非常に重要なため、エンジニアに転職する際は利用する媒体を決めたらすぐにでも登録して転職活動を開始しましょう。
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ITエンジニアの求人を見極めて転職活動を成功させよう
ITエンジニアは、業務内容によってさまざまな業種のエンジニアに分けることができます。
なりたい業種のエンジニアによって必要なスキルや知識が異なるため、それぞれの仕事内容をよく検討して求人を選択し、転職活動をおこないましょう。
ITエンジニアへの転職を考えている方は、ぜひフェローシップの利用をご検討ください。
IT業界に精通した経験豊富なエージェントが多数在籍しているので、未経験の方も安心してITエンジニアを目指すことができます。
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