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2023.01.30
エンジニアの求人倍率はどれくらい?傾向や必要なスキルについて解説[グローバルエンジニア2]

ITエンジニアの求人倍率は年々上昇し、現在では需要に供給が追い付いていない状況に陥っています。

そのため、エンジニアの求人は条件を選ばなければ、豊富にある状態です。  


この記事では、エンジニアの求人倍率の特徴やITエンジニアになるために必要な能力などについて解説します。  


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エンジニアの求人倍率の特徴

エンジニアの求人倍率の特徴として、一度も求人倍率が1を下回らない・一貫して求人倍率が高い・求人倍率は次第に高まっているという、3つの点が挙げられます。  ここでは、そもそもの求人倍率とは何か、エンジニアの求人倍率の3つの特徴について説明します。

求人倍率とは

求人倍率とは、景気の状況を測る際に注目される経済指標のことです。  

求人倍率が1を上回ると求職者の数が求人数よりも多く、1を下回ると求職者の数が求人数よりも少ないことを表しています。

一度も求人倍率が1を下回らない

基本的に求人倍率は景気の状況に大きく影響され、景気の状況が悪いほど求人倍率は下がり、景気の状況が良いほど求人倍率は上がります。

近年の日本の景気が決して良いわけではないため、求人倍率が1を下回り1つの求人を複数人で取り合う状況も珍しくありません。  


しかし、エンジニアの求人では景気の状況があまりよくないにもかかわらず、常に求人倍率が1を下回らず、最低でも1人につき1つの求人は確保できています。  

つまり、エンジニア業界は求人数に対して、人材が不足しているといえます。

一貫して求人倍率が高い

エンジニアの求人は、1人につき複数の求人があるほどに求人倍率が高いです。  

そのため、自分に合った求人を見つけることができる可能性が十分にあります。  


自分の希望する働き方ができる求人を見つけることができるでしょう。

求人倍率は次第に高まっている

2014年ごろの求人倍率は4〜5であることが多いですが、労働人口の減少が加速したことなどが原因で近年は求人倍率が7〜9になるなど求人倍率の増加が顕著になっています。  


これは、複数の求人の中から自分の希望する求人を選ぶことができるほどに、エンジニアの求人数が多いことを表しています。

エンジニアの求人倍率上昇の背景

エンジニアの求人倍率が上昇傾向にある理由としては、生産労働人口の減少・IT業界の人材不足・IT人材への需要拡大が挙げられます。  

ここでは、エンジニアの求人倍率上昇の3つの背景について説明します。

理由①日本全体で生産労働人口が減っている

近年、日本は少子高齢化が進んでおり、日本全体で生産労働人口が減少しています。  

それに伴って、エンジニアの需要が高まっていてもエンジニアの供給が足りない状況が発生しています。

理由②IT化が進みIT人材への需要が高まっている

IT技術の革新の影響はIT業界だけにとどまらず、さまざまな業界の業務にITの技術が用いられています。  

リモートワークの普及や自社HP・SNSの運営やビッグデータを活用したマーケティング、インターネットショッピグへの参入など、IT技術の活用場面は幅広く、今後も更なる技術革新が期待されているといえるでしょう。  


農業や教育業界、メーカーなど幅広い業界向けに日夜新しいサービスが展開されている今日、IT人材の需要は高まり続けています。

理由③人手不足の国内でも特にIT業界は人材不足

近年、日本の労働人口は全体として減少し続けており、あらゆる業界で人材不足が問題となっています。  

そんな中で前述した通りIT人材への需要が高まっているため、IT業界の人材不足は他の業界と比べても非常に深刻といえるでしょう。  


自社に新たにIT系の部署を設立する大手企業も増えており、今後も売り手市場で求職者にとっては有利な状況が続くことが予想されています。

今後のエンジニアの需要予測

近年、エンジニアの需要は増加していますが、今後もますます需要が高まっていくことが予想されています。  

ここでは、今後のエンジニアの需要予測について解説します。

世間の技術の発展

近年、人工知能やVR技術などの高度な技術が日常生活やビジネスシーンで活用されており、日本でますます発展していく技術力に世界中から注目が集まっています。   これらの技術を活かすためにはエンジニアの力が必要不可欠であり、IT技術などを導入して顧客へのサービスの質を担保するためにも、各企業がエンジニアの採用に力を入れています。

需要が増大

前述の通り、技術発展には終わりがなく、技術革新と同時に最新の技術が普及し、日常生活で高いテクノロジーが利用されています。  

最新のIT技術の普及に伴い、エンジニアの需要は常に高まり続けているので、優秀なIT人材が各企業の間で奪い合いが発生している状況です。

エンジニアに求められる能力

エンジニアに求められる能力としては、ロジカルシンキング・コミュニケーション能力・学び続ける姿勢や好奇心・柔軟性・集中力・エンジニアとしてのスキルが挙げられます。  

ここでは、エンジニアに求められる能力について詳しく説明します。

ロジカルシンキング

IT業界で働くうえで論理的に考える力はとても重要な能力です。  


IT業界では、なんとなくこうしたほうがよいというような感覚ではなく、数字やデータを基にして根拠のある対応を考えることが求められます。  

そのため、物事の疑問を追求することができる方や、筋道を立てて物事を考えられる方などはITエンジニアに向いています。

コミュニケーション能力

ITエンジニアは個人で成果を出す職業だと思われる方も多いかもしれませんが、実はチームで協力をして成果を出すことも多い職業です。  

そのため、コミュニケーション能力はチームでの業務をスムーズに遂行する際やクライアントと良好な関係を構築する際に、ITエンジニアが身に付けておきたい重要なスキルになっています。

学び続ける姿勢・好奇心

日々発展し続けているIT技術を学び続ける姿勢や、新しく誕生した技術を詳しく知りたいと思うような好奇心も、ITエンジニアにおいて大切なスキルです。  

一から学ぶことが好きな人や試行錯誤しながらゴールまで導くといった作業が苦にならない人はITエンジニアに向いているといえます。

柔軟性

柔軟性のある人もITエンジニアに向いているということができます。  


IT技術は日々進化を遂げているので、すでに身に付けている知識や技術などの固定概念にとらわれず、新しい技術や業務方法を取り入れることのできる能力は実際に業務をおこなうのにとても重要です。  

また、システムトラブルが起きてしまうことも多いため、トラブルに柔軟に対応することができる人は、業務をスムーズにこなすことができる傾向があります。

集中力

ITエンジニアは地道で緻密な作業が求められます。  

また、長時間椅子に座ってコードを書き続けることも多いので、コードを間違わない為にも集中力を保つことが必要になります。  

コードを一つ間違えてしまうだけでエラーが出てしまうことも多いので、集中力を高め効率よく作業を進められる人はITエンジニアの適性があるといえます。

エンジニアとしてのスキル

エンジニアとして活躍するためには、少なくともプログラミング言語やシステム設計に関するスキルが必要不可欠です。  

そのため、エンジニアの業務に関する資格の取得などを通して、ITエンジニアとしてのスキルを磨くことをおすすめします。  


未経験からITエンジニアとして活躍したいと思う方や転職するためのポイントなどについて興味がある方は以下の記事をご覧ください。

▶未経験からITエンジニアへ転職する際のポイント・必要なスキル

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エンジニアの求人倍率は技術革新とともに増加している

エンジニアの求人倍率は、IT技術が進化するのに比例して高くなっており、今後も高まっていくことが予想されています。

エンジニアの求人は十分に存在しますが、自分の希望する条件の求人を選ぶことができるように、ITエンジニアに必要なスキルや資質を磨いていくとよいでしょう。

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