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2023.04.13
ITエンジニアへの転職で後悔するポイントとは?ミスマッチを防ぐ秘訣[グローバルエンジニア2]

日々新しい技術が生まれ発展を続けているIT業界は、転職先としても非常に人気の業界のひとつです。  


特にITエンジニアは技術職であり、成果次第で理想のキャリアを築きやすいイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。  

しかしながら、せっかくITエンジニアへの転職を実現したのに、いざ働きはじめてから後悔した方も少なくありません。  


そこで今回は後悔しないために、ぜひ転職時におさえておいていただきたいポイントや企業選びのチェックポイントをまとめて解説します。  

また、自分に合ったIT企業の求人をプロ目線で教えてもらいたいという方は、ぜひフェローシップにご相談ください。

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エンジニアへの転職者が後悔した4つのポイント

ITエンジニアへの転職後に後悔してしまった方に共通する4つのポイントをご紹介します。

想像していた働き方とギャップがあった

ITエンジニアへの転職者で後悔する方が非常に多いのが、「いざ働き始めてみたら想像していたものと違った」というケースです。


ITエンジニアには、セールスエンジニアやシステムエンジニアといった上流工程の職種からインフラエンジニアなどの下流工程の職種まで幅広い種類があります。  

また、同じ職種でも会社によってクライアントとなる企業の業界や使用するソフトウェアが異なります。


そのため、職種や企業規模といったざっくりとした区分で企業研究をしてしまうと、実際の業務とのギャップが生じやすいです。

残業や休日出勤が多かった

IT技術は今やあらゆる業界で使用されており、業務をおこなう上で不可欠なインフラといえます。

そのため、クライアント企業のシステムに何かトラブルが生じた際は、いち早く復旧しなければクライアントの業務が滞ってしまいます。  


生活・ビジネスに不可欠な技術だからこそ早急なトラブル対応が求められるため、やむを得ず休日出勤するケースも少なくありません。  


また、複数のエンジニアが共同で1つのシステムを開発する場合は、他の工程との兼ね合いで作業が遅れてしまうケースも多いです。

納期が迫っていて残業せざるを得ないという事例も多くあります。  


企業が後悔している残業時間は、事務職の社員も含めた平均時間というケースも少なくないので、入社してみたら思いの外残業が多かったケースも考えられます。

希望の給与額になかなか届かない

成果主義のIT業界では、年齢やバックグラウンドに関係なく実力次第で高収入を得られるケースが多いです。  

その分、会社全体の平均年収が高めに出ることも少なくありませんが、裏を返せば実力がなければ相場よりも給与が低くなる可能性が十分あるといえます。  


いざ入社してみたら、事前に聞いていたモデル年収にご自身が到達しないと悩まれる方も一定数いらっしゃるのは事実です。

未経験からの転職で知識不足を痛感した

人手不足に悩まされているIT業界では、「未経験歓迎」と銘打たれた求人も多数存在します。  


企業の多くは社内研修なども充実しており、入社後に必要なスキルを磨ける機会も多い傾向がありますが、最低限の基本知識を持っている前提の研修がほとんどです。  

そのため、入社後に独学で知識を身につけるのに苦労した方もいらっしゃいます。

転職で後悔しないためのポイント

IT業界への転職で後悔しないために重要なポイントを大きく3つに分けてご紹介します。

業界・職種理解と企業研究には手を抜かない

IT業界は他の業界と比べて職種が多く、それぞれ求められるスキルや具体的な働き方が大きく異なります。  


また、新たな技術が日々増え続けるため、職種や事業内容の多様化が現在も続いています。

加えて企業ごとに独自の製品やソフトウェアを展開していることも多いため、同じ業務形態をとっている企業であっても、仕事内容に差が生まれることも多いです。  


そのため、IT 業界への転職では他の業界への転職以上に業界・職種理解、そして企業の事業内容への理解を徹底しておく必要があります。  

入社後にミスマッチを感じる理由として「自分がやりたかった仕事と実際の仕事内容が違った」というケースも非常に多いため、徹底的に情報をリサーチしておきましょう。

転職のプロに相談すれば効率よく詳しい情報を集められる

IT 業界について、自分なりに調べて見たもののなかなか深い理解ができないとお悩みの方は少なくありません。  

特に他業界から初めて IT 業界への転職をお考えの方にとっては、専門用語が非常に多い上に、日々新たな技術や情報が生まれるIT業界のリサーチは最初の関門ともいえるでしょう。  


そこで、業界研究や企業研究にお悩みの方におすすめなのが、業界の事情に精通したプロへの相談です。  

IT企業と直接コミュニケーションをとっている転職エージェントに相談することで、具体的な職種や業務内容だけでなく、実際に働いている人からの口コミなども教えてもらえるケースが多いです。  


そのため、自分一人でゼロから情報を集めるよりも効率的により深い知識を得ることができます。  

フェローシップでは IT 業界と転職市場に精通したプロが一人一人に合わせて最適な求人の紹介や書類選考や面接の対策などを幅広くサポートしています。  

スキルアップに役立つ E ラーニングサービスも提供しているので、未経験からの転職をお考えの方にもおすすめです。  


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職種ごとの傾向や転職口コミサイトで徹底リサーチ

職種の数が多く仕事内容もさまざまなIT業界は、職種別のリサーチが重要です。

例えば、システムトラブル時に対応する職種ほど残業時間や休日出勤が多い傾向があります。  


また、複数人のメンバーをまとめるマネジメント系のエンジニアと、自分の担当分野に専念する技術職とでは同じITエンジニアでは働く上でのやりがいや負担が大きく異なります。  


転職者向けの口コミサイトなどを見る際も、投稿者がどんな職種のエンジニアかに着目するのがおすすめといえます。  

情報収集の際は常に職種に着目し、自分の理想の働き方と照らし合わせて見ましょう。

成果主義の特徴を理解し体系的なスキルアップを継続する

IT業界は他業界と比較して平均年収が高いですが、実際のところ人によって収入の差が大きいという企業も少なくありません。  


スキルアップを重ねてご自身の仕事の幅を増やすことが給料アップに直結します。

この時ポイントとなるのが、体系的にスキルを学ぶことです。  


闇雲に興味があるものを学ぶのではなく、自分が将来的に目指したい職種や携わりたい業務に必要なスキルを整理した上で、体系的にスキルを磨きましょう。

「未経験歓迎」の求人でも基本知識は必須

IT業界は他の業界と比べて耳馴染みのない専門用語も多いです。

そのため業界未経験の中途採用者向けのセミナーに参加しても、使用されている単語が何かわからなければスキルを磨きようがありません。  


未経験者の方は最初に専門用語や業界構造などの基礎知識をインプットし、入社後の研修に備えておくことが重要です。

後悔のない企業選びのチェックポイント

企業情報を見比べる際にぜひチェックしていただきたい5つの項目をご紹介します。

それぞれについてご自身の希望条件を整理しておくと応募企業をスムーズに決めることに繋がります。  


それぞれの条件に優先順位をつけ、後悔のない企業選びに繋げましょう。

①企業規模

企業規模と聞くと「大企業」や「中小企業」という言葉を思い浮かべる方も多いかもしれません。

大企業や中小企業といった分類は一般的に従業員の人数や資本金額、生産規模によって判別されることが多いです。  


どのような基準で分類するかは業界によっても異なりますが、IT企業の場合は人数や資本金額を目安にされる方が多いです。  


大企業ほど扱う案件の数や種類、規模が大きく将来性も安定している傾向がある一方で、従業員も多いため個人の裁量権が比較的小さいといえます。

反対に中小企業の場合は、大企業ほど案件のバラエティは多くありませんが、裁量権を持って自分で仕事を動かしていく実感を感じる方が多い傾向があります。  


理想の働き方を振り返り、ご自身にはどのような企業規模があっているか考えてみましょう。

②勤務形態

ITエンジニアとしての一般的な働き方は「社内エンジニア」「客先常駐」「リモートワーク」の3種類があります。  


社内エンジニアが所属している会社に出勤し働く形態であるのに対し、客先常駐はクライアントのオフィス、リモートワークは自宅などの任意の場所で仕事をするという違いがあります。  

特にIT業界ならではの働き方ともいえる客先常駐の場合、所属している会社が契約しているクライアントのオフィスに出勤し、委託されているIT業務に従事します。  


内容は企業によってさまざまですが、社内向けシステムの開発やWebサイト作成、システムの保守・運用などがあります。  

いずれも業務を進める上で常にクライアントとコミュニケーションをとる必要があります。  


どこで働くかは働きがいに直結するので、ご自身の理想の働き方はどのタイプか事前に考えておくことが重要です。

③研修制度やスキルアップ補助制度

ITエンジニアは、スキル次第で担当できる仕事の幅が大きく変わることからスキルアップがキャリアアップに直結しています。

入社後にも学び続けることが不可欠であり、資格取得等のスキルアップの補助制度がある会社の方が、ご自身の理想のキャリアを形成しやすいといえるでしょう。  


また、特に未経験から IT エンジニアを目指す場合は、より一層社内研修やスキルアップのサポートは重要となります。  

独学でのスキルアップと実際に責任を伴う実務では求められるスキルや作業の進め方が大きく変わってくるため、入社後のフォローが手厚い会社を選ぶのがおすすめです。

④福利厚生

育児休暇や介護休暇などの各種休暇制度、通勤手当住宅手当等の補助など会社の福利厚生は働く上で非常に重要な要素です。  


もちろん IT 業界に限った要素ではありませんが、自分らしく健康に働き続ける上で不可欠なこれらの福利厚生については、事前にきちんとチェックしておきましょう。

⑤昇給・昇格の評価制度

IT 業界の多くの会社は成果主義の評価体制をとっており、年齢やバックグラウンドに関係なく仕事の成績で給与や賞与が決まるとお伝えしました。

これらの要素に魅力を感じて IT業界への転職を決意された方も多いのではないでしょうか。  


しかしながら、一言で成果主義といっても会社によってどの程度の成果に対してどの程度の評価がされるかは当然異なります。

そのため、入社後のミスマッチを防ぐうえでも、事前にどのような評価制度が設けられているかきちんと理解しておくことが重要です。  


評価制度について企業ホームページで公開しているケースは少ないので、面接の際に採用担当者に質問してみてもよいでしょう 。

まとめ

ITエンジニアに転職して後に後悔してしまう方には、転職活動を始める前に情報収集などの十分な準備ができていなかった合が多いです。


一括りにITエンジニアといっても職種によって働き方はさまざまです。

残業時間や休日出勤、仕事を通して関わる人の数などは職種に拠るところが大きいので、自分の理想の働き方を踏まえて職種を選ぶことが重要です。  


また、IT業界は未経験歓迎と明記された求人も多いですが、これは実務未経験を意味しているケースが多いです。

そのため、これまで実務どころか一切プログラミング言語を知らない方がプログラマーなどの職種で入社した場合、入社後に慌ててスキルアップに追われることとなってしまう可能性も考えられます。  


入社後に研修が手厚い企業であっても、説明の中で登場するIT業界の専門用語をある程度理解していなければスキルを磨く効率が下がってしまいますので、まずは基礎知識を磨いておくとよいでしょう。  


フェローシップでは未経験からIT業界を目指す方のサポートも実施しております。

IT業界全体や各職種についての詳しい情報もプロが丁寧に共有するので、情報収集に苦戦されている方もぜひご相談ください。

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