コラム

外国人がエンジニアになるために必要なビザの種類や申請方法、注意点[グローバルエンジニア2]
2020/12/22
近年、日本では外国人エンジニアの需要が高まっており、エンジニアという仕事は、日本で働きたい外国人の方にとっては狙い目の職種となっているのではないでしょうか。

しかし、ビザの取得などが難しく、「日本でエンジニアになりたいけど、ビザなどの手続きがよくわからない」と悩んでいる外国人の方も多いと思います。

今回は、日本でエンジニアとして働きたい外国人の方に向けて、エンジニアになるために必要なビザの種類や取得方法、ビザ取得時に注意しておきたいポイントなどを解説します。 正しくビザを取得し、外国人エンジニアへの就職・転職を成功させましょう。

そもそも日本で働く外国人エンジニアの仕事とは

エンジニアの仕事は、エンジニアの種類によって様々です。

SE(システムエンジニア)の場合は、システムの要件定義や提案、開発までを一貫して行い、プログラマの場合は、システムの仕様書通りにプログラミングを行います。
また、外国人エンジニアの場合は、外国語スキルを活かして海外の開発チームとの連携に携わったり、海外でリリースされた最新の情報や技術をいち早くキャッチしたりすることが求められることもあります。

自分がどんな業務をしたいか考えながら、会社や求人ごとにエンジニアの仕事内容を確認してみるといいでしょう。

近年日本の外国人エンジニアの需要は高まっている

近年、日本では、IT人材の不足により外国人エンジニアの需要が高まっています

2015年に経済産業省が発表した資料によると、2008年から2013年までの5年間で日本人IT人材が20%増加したのに対し、外国人IT人材は56%も増加したそうです。

また、2019年に経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」によれば、2030年には最大で約79万人ものIT人材が不足することが予想されており、今後も外国人エンジニアの需要は高いままであることが予想されます。

外国人が日本でエンジニアとして働くために必要なビザ

就労ビザ「技術・人文知識・国際業務」が必要

外国人が日本でエンジニアとして働くためには、就労ビザ「技術・人文知識・国際業務」が必要です。

エンジニアは、就労ビザ「技術・人文知識・国際業務」のうちの「技術」に該当し、エンジニアとして働くための就労ビザを取得するためには「技術」の資格許可要件を満たしている必要があります。

外国人が就労ビザ「技術・人文知識・国際業務」を取得するための条件

外国人が就労ビザ「技術・人文知識・国際業務」を取得するためには、基本的には以下の要件を満たしていることが必要です。

・従事する職務内容と関連する科目を大学や専門学校で専攻していたこと
・日本人が従事する場合と同等以上の報酬を受け取ること

他にも、10年以上(職種によっては3年以上)の実務経験があれば、ビザの取得が認められる場合もあります。

また、エンジニアの場合、法務大臣が定めた情報処理技術に関する資格を持っていると、学歴や実務経験がなくても就労ビザを取得することができます。 詳しくは、出入国在留管理庁のHPで資格の一覧を見ることができますので、気になる方は参考にしてみてください。

外国人エンジニアとして働くための就労ビザを取得する方法

外国人エンジニアとして働くための就労ビザ「技術・人文知識・国際業務」を取得するには、「在留資格取得許可申請書」を住居地を管轄する地方出入国在留管理官署に提出する必要があります。この手続きは、資格の取得が決まった日から30日以内にする必要があるため、忘れずに行うようにしましょう。

また、「留学」などから在留資格を変更して就労ビザ「技術・人文知識・国際業務」を取得するには、「在留資格変更許可申請」という手続きを行う必要があります。
ただ在留資格を取得するときと提出する書類などが異なりますので、注意しましょう。

就労ビザの取得・変更方法などについては、出入国在留管理庁のHPにまとめられていますので、手続きが必要な方はチェックしてみるといいでしょう。

外国人エンジニアのビザを取得する際に注意しておきたいポイント

転職などする場合は就労ビザの変更が必要でないかチェック

転職してエンジニアになる場合は、就労ビザの変更が必要でないかチェックしましょう。

教員からエンジニアなど、職務内容が変わり、もともと持っていた就労ビザが「技術・人文知識・国際業務」でない場合には、就労ビザの変更が必要です。
住居地を管轄する地方出入国在留管理官署で、就労ビザの変更手続きを行いましょう。

また、通訳からエンジニアなど、職務内容が変わってももともと就労ビザ「技術・人文知識・国際業務」を持っている場合や職務内容が変わらない場合には、就労ビザの変更は必要ありません。
ただし、こういった場合は、今従事している業務が就労ビザの範囲内であることを示すためにも「就労資格証明書」を発行しておくことをおすすめします。
次回のビザ更新手続きをスムーズに行うためにも、事前に発行を済ませておきましょう。

ビザの申請から取得までは3ヶ月かかることもある

ビザの申請から取得までは、長ければ3ヶ月かかることもあります。 そのため、ビザの申請を怠ってしまうと、ビザの取得が入社のタイミングに間に合わなくなってしまう可能性もあるので注意が必要です。
余裕を持ったスケジュールで、ビザの申請を始めましょう。

ビザ取得条件である学歴・実務経験がなくても資格などで代用できる場合もある

外国人がエンジニアになるための就労ビザを取得するには、基本的には職務内容と関連する学歴や10年以上の実務経験などが必要ですが、情報処理技術に関する資格があれば、学歴や実務経験がなくても就労ビザの取得が認められる場合もあります。

学歴や実務経験の代わりとなるのは、法務大臣が定めた情報処理技術に関する資格で、情報処理安全確保支援士試験や基本情報技術者試験などがあげられます。

海外の情報処理技術に関する資格も対象となっていますので、学歴や実務経験がなくて就労ビザの取得を諦めていたという方は確認してみてはいかがでしょうか。

外国人エンジニアになるためのビザ申請で困った時の相談先

外国人エンジニアになるためのビザの申請や取得などで困った時には、出入国在留管理庁が運営している「外国人在留支援センター」に相談してみるのもいいでしょう。
外国人在留支援センターでは、外国人のビザの取得や雇用問題についての相談を受け付けており、多言語での相談にも対応しています。

また、就労ビザだけでなく、外国人向けエンジニアの求人紹介や充実した就職・転職支援を受けたいという方は、仕事探しから内定手続きまで幅広くサポートをしてもらえる「就職・転職エージェント」に相談するのがいいでしょう。

就職・転職エージェントの中には、外国人の就職支援に特化したエージェントもあります。 例えば、外国人向けの求人に強い「フェローシップ」では、外国人向けの求人紹介だけでなく、在留資格のサポートや日本文化・慣習に関する知識の提供など、様々な外国人向けの就職支援サービスを受けることができます。

ビザの申請・取得などでわからないことがある方や一人で就職・転職活動を進めていくのが不安だという方は、一度利用してみてはいかがでしょうか。

外国人エンジニアを目指す方には外国人求人に強い「フェローシップ」がおすすめ

外国人エンジニアを目指す方には、外国人求人に強い「フェローシップ」がおすすめです。

フェローシップでは、数多くの外国人向けの求人を取り揃えており、外国人エンジニアの求人ももちろん取り扱っています。 他にも、就労ビザにお困りの方や日本で働くことに不安がある方に向けたサポートも行なっていますので、日本での就職・転職を成功させたい外国人の方はぜひご相談ください。
※外国人でエンジニアに転職・就職したい方はこちら

また、外国人が日本で仕事を探す際、自分の出身国に特化した求人サービスがある場合はそちらを利用してみてもいいでしょう。
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