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悩んでいる女性
2022.08.03
外国人が賃貸物件を借りるのは難しい?原因と借りるポイントを解説[グローバル2]

外国人の就労資格の緩和や日本の治安のよさによって、外国人居住者数が増加してきました。
法務省のデータによると、コロナが流行する以前の2019年まで外国人居住者数は増加を続けています。
参考:法務省「令和2年6月末における在留外国人数について」


2020年はコロナの影響で減少していますが、今後コロナが収束に向かい再び人の移動が活発になれば増加の流れに戻っていくことが予想されます。


その一方で、外国人が日本で家探しをする際、言語的な障壁などから大家に入居を断られるケースがあります。


この記事では、外国人が賃貸物件を借りることが難しい場合がある要因と、その解決策をご紹介します。

また、物件を借りた後快適に暮らしていく上でするべきことも併せてご紹介します。


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外国人が賃貸を借りることが難しい理由

外国人が賃貸を借りようとしたものの大家に断られてしまうケースがあります。
これは大家が外国人に偏見を持っているからではありません。


外国人が賃貸を借りることが難しくなっている背景について具体的に5点ご紹介します。

日本語がうまく伝わらない

家を借りる際には契約が発生するので、日本語で契約内容が理解できない場合は家を借りることが難しくなります。
契約時に十分な意思疎通がとれないと、今後生活していく上で日本語スキルが不十分だと管理者に判断されてしまう可能性があります。


その結果として、入居後に近隣の住民とのトラブルなどがあった際にも日本語になれていない外国人の場合は解決が難しくなると考え、管理者に入居を断られてしまう場合があります。

連帯保証人になる人が少ない

賃貸を借りる場合、基本的には連帯保証人が必要です。
親族等が日本にいれば話は早いですが、仕事や留学などで身寄りがない場合は連帯保証人がなかなか見つからない場合も多いです。


新たに居住する地域の周辺で連帯保証人になってくれる人を探すことは簡単ではないため、連帯保証人が見つからず賃貸マンションを契約できなかったという事例があります。

マナーや文化の違いによるトラブル

生まれ育った環境が違うと、マナーや文化の違いによるトラブルが発生する危険性があります。
あらかじめトラブルを防止するため、管理者が外国人を積極的には受け入れないことがいまだにあり得るのは事実です。


また、かつて家を貸していた外国人が不法滞在者を匿っていたなど、過去の経験から大家がトラブルになる可能性が高いと考え、契約を躊躇してしまっているケースもあります。

支払い能力の証明が難しい

家を借りる際、家賃の不払いや未払いを予防するために、年収や仕事などの情報から家賃の支払い能力があるかを判断されます。
日本に来たばかりで仕事が見つかっていない場合は、特に家賃の支払い能力を証明することが困難と判断されやすく契約ができない場合があります。

緊急時や帰国時の対応が難しい

外国人は緊急時や帰国時に安否の確認等の連絡が取りづらいという理由から管理者が敬遠する場合があります。


特に契約中に帰国した場合、管理者側が連絡をつけて足取りを追うことが難しくなります。
たとえ一時的な帰国であったとしても、契約期間中に戻らなくなったと誤解される危険性があるので注意してください。

外国人が住居を獲得するためのポイント

外国人が賃貸を借りることが難しいケースがありますが、いくつかの注意点を意識することで、管理者に断られてしまう確率を減らすことができます。


外国人が賃貸を借りる際に注意するべきポイントをご紹介します。
また、家を借りた後トラブルなく生活を送るためのポイントも併せてご紹介します。

会話ができる程度の日本語レベル

管理者の立場からすると、入居希望者との日本語でのコミュニケーションが取れないことは大きな不安要素となります。


日本語での意思疎通ができれば、日本人と同様に契約を交わして家を借りることができます。
ネイティブレベルではなくとも、日常会話がこなせる程度の日本語力があるとなおよいです。


また、住宅関連の専門用語の知識をあらかじめ入れておくことで、契約をスムーズに進めることができるでしょう。

連帯保証人が必要ない物件を探す

基本的に家を借りる場合は連帯保証人が必要ですが、連帯保証人が確保できなくても契約できる物件もあります。


連帯保証人が必要ない物件が他の物件と比べて劣っているわけではないので、連帯保証人がいないことを理由に家を借りられずにいる方は、連帯保証人が必要ない物件を探してみるとよいでしょう。


日本で家を借りる際、新しい家の近くで働きたいなどの理由で転職を検討している方もいるかと思います。


新生活に向けて仕事を探している方はぜひ フェローシップ をご利用ください。


フェローシップは外国人従業員が多く在籍する就職・転職エージェントです。
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家賃の支払い能力があることを示す

家賃の支払い能力を証明することで、金銭的なトラブルの可能性が低いと管理者に評価されるでしょう。


日本で勤務している方は、勤務先に就労証明書と在職証明書を発行してもらい、管理者に提出して家賃を問題なく支払うことができる経済力を証明しましょう。


一般に、家賃の目安は手取りに対して25〜30%程度とされています。
食費や光熱費、通信費等、毎月の固定費を考慮して物件を選ぶとよいです。

外国人が多く居住しているエリアを探す

外国人居住者の母数が増えたことで、日本各地に外国人が多く居住する地域が増えています。


外国人が多く居住しているエリアでは、管理者が外国人の事情や状況を把握していることが多く、他のエリアに比べて申請が通りやすい傾向があります。
こうしたエリアでは住民の背景が多様なので、日本人ばかりが住む地域に比べて馴染みやすい可能性もあります。

日本の生活マナーを学ぶ

家を借りることが最終目標ではなく、借りた後に快適に生活を送ることが重要です。
日本の生活マナーに適応することで、日本での生活をトラブルなく送ることができます。


例えば、日本では土足で家に上がることが厳禁です。
また、ゴミ出しの曜日が地域ごとに指定されているので、ゴミは分別して種類ごとに特定の曜日に出す必要があります。

一時帰国等の情報を伝達する旨を伝える

契約期間中に一時帰国等で家を長期間空ける場合は、その旨を管理者に伝えるとよいです。
情報の伝達によって双方の信頼関係を築くことが、快適に生活することにつながります。

日本の賃貸物件の特徴

日本の賃貸物件に契約する際、日本特有の文化や風習がいくつかあります。
日本の賃貸物件の特徴をご紹介します。

敷金・礼金が存在する

多くの賃貸物件では契約時、敷金・礼金というお金が発生します。


敷金は担保として大家に預けるお金で、家賃の不払いや物件の損壊があったときに充てられます。
余った場合は退去時に返還されます。


礼金は入居時に大家さん(物件オーナー)に払う謝礼で、退去時に返還する必要はありません。


敷金・礼金の総額は相場で家賃1~2ヶ月分ほどですが、近年は敷金・礼金が発生しない物件もあるので、物件情報をご確認ください。

連帯保証人が必要

連帯保証人とは、契約者が何らかの原因で家賃を払えなくなった場合にそれを肩代わりすることを契約した存在です。


日本の物件を借りる際は基本的に連帯保証人が必要ですが、連帯保証人が必要のない物件もあります。


連帯保証人が必要かはポータルサイト等で確認することができるので、ご確認ください。
また、家賃保証会社を通して契約できる場合もあります。

基本一人暮らし用の物件

日本の物件は間取りや広さで住む人数をある程度想定しています。
したがって、広さ以上の人数で暮らす場合、管理者に断られる危険性があります。
ルームシェアやシェアハウスが禁止されている物件もあるので、ご希望の方はポータルサイトを確認するか、記載がない場合は管理者にお問合せください。

日本で賃貸物件を借りる流れ

日本で物件を借りるまでの流れをご紹介します。

インターネットや不動産屋で物件を探す

現在は基本的にインターネットで不動産屋のサイトを見て、気になる物件があったらメールや電話等で来店や内見の申し込みをします。
また、直接店舗に行って相談するという方法もあります。

入居の申し込みをし、審査を受ける

欲しい物件が見つかり、その部屋が空いていたら、入居の申し込みをします。
この際、氏名や年収、勤務先などの個人情報を開示し、入居審査を受けます。


身分を証明できる書類やパスポートが必要で、働いている場合は就労証明書や在職証明書などの書類があると審査がスムーズに進行する可能性が高くなります。

審査が通ったら契約する

審査が通るといよいよ契約です。
契約時に身分証明書などの書類が必要になる場合が多いですが、必要な書類等は不動産屋のスタッフが教えてくれるので、不動産屋が必要といったものを準備してください。

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まとめ

外国人が家を借りる際、日本語が話せないという壁や、連帯保証人が確保できないこと、支払い能力の証明などが困難なことなどによって入居を断られるケースがあります。


こうした状況を回避するためには、住居の管理者と意思疎通をはかり、信頼関係を築くことが重要です。
その上で可能であれば連帯保証人の確保、勤務先での就労証明書や在職証明書の発行、日本の生活文化への適応などによって住居を借りることが困難ではなくなるでしょう。


また、敷金・礼金など日本の賃貸物件を借りる場合に必要な知識や用語を身につけておくことで、契約をスムーズにおこなうことができます。


家探しと並行して仕事探しをしている方は、ぜひ フェローシップ にご相談ください。
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