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2022.12.28
外国人がWebマーケティング職に転職するには?求人の探し方や在留資格[グローバル2]

IT業界は今もなお成長を続ける注目の業界です。

そんなIT企業におけるWebマーケティング職は、マーケティングの知識とWebならではの特性を組み合わせて活躍する、人気の高い仕事のひとつといえます。

海外市場に向けてのマーケティングが必要とされる今日、外国人人材をWebマーケターとして登用する企業も少なくありません。


今回は、外国人求職者の方に向けてWebマーケティング職に就く方法を解説します。

外国人の方におすすめの求人の探し方から、Webマーケティング職に求められるスキルについても解説するので、ぜひ参考にしてください。


また、外国人の方ならではの転職のポイントや注意点についても詳しく解説します。

フェローシップでは外国人の方を積極的に採用している企業情報を豊富にご紹介しています。

IT業界はもちろんのこと、さまざまな業界・職種の求人情報をご用意しているので、日本で仕事をお探しの方はぜひご相談ください。

※フェローシップでWebマーケティングの仕事を探すにはこちらから


グローバル事業部

そもそも『IT企業』とは

仕事探しを進めるうえで、その業界や職種への理解は必須です。

ここでは、IT企業で働くということについて詳しくご紹介します。


ITとは「Information Technology」の略で、日本語では「情報技術」と呼ばれています。

テキストや画像、動画、音声などのデジタル情報情を鵜を扱う技術の総称で、大きく分けると「ハードウェア」「ソフトウェア」「通信技術」の3つの構成要素から成り立っています。

DX化やECサイトの増加でIT企業への需要は大きい

インターネット化が進み、あらゆる場面でIT技術が必要とされる時代になりました。

そのため、IT企業への需要が非常に高まっています。


Webマーケティングという仕事自体も、マーケティングにおいてインターネットの存在が大きくなったことで注目を集めているといえるでしょう。

こちらの記事では、IT業界の将来性について詳しくご紹介しています。

興味をお持ちの方は合わせてぜひ参考にしてください。

▶︎ITエンジニアの将来性とは?ITエンジニアとして今後活躍する人の特徴について

日本ではIT人材の需要が高まっている

日本では近年、ITに特化した人材の需要が非常に高まっています。

業界問わず人手不足が問題となっている日本ですが、世界規模で技術革新が進むIT業界は特に慢性的に人手が足りておらず、海外における採用活動に乗り出す企業も増えています。

そのため、日本で働きたい外国人の方にとって、IT業界は非常におすすめの業界といえます。

ここではIT業界における採用事情を詳しくご紹介します。

IT業界は採用に積極的

お伝えしたとおり、IT業界は他の業界と比べても人手が足りておらず、常に採用活動に積極的です。

あらゆる場面でIT技術が必要とされている今日、IT企業はもちろんのこと異なるジャンルの企業でもITに特化した部署が設立されるケースが多いです。


日本では長い間「終身雇用」と呼ばれる新卒入社から定年退職まで1つの会社で勤め上げる働き方が主流だったため、諸外国と比べると転職市場が発達途上にあります。

業界や企業によっては中途採用に消極的なケースもありますが、IT業界は非常に多くの企業が積極的に採用活動をおこなっているため、転職成功のチャンスも非常に大きいです。

より多くの求人を見比べて転職先を選びたい方や、少しでも多くの企業に応募して転職成功の確率をあげたい方にとって、IT業界は狙い目といえるでしょう。

外国人を採用するIT企業は多い

外国人の方であっても国籍に関係なく積極的に採用する企業が多いのも、IT業界がおすすめな理由のひとつです。

IT業界は成果主義の風潮が強く、年齢や勤続年数などのバックグラウンドに関係なくIT技術者としてのスキルが評価に直結します。

接客業や営業職とは違って業務の中で日本語を使う頻度が少ないので、日本語に自信がない方でも安心して働きやすい業種でもあります。


日本企業側も国籍に関係なく1人でも多くの優秀なIT人材と一緒に働きたいと考えており、楽天やパナソニックなど日本を代表する有名企業も多くの外国人を採用しています。

外国人採用に積極的な有名企業についてはこちらの記事をご参照ください。

▶︎外国人採用を強化している有名企業3選

Webマーケティングの仕事とは

Webマーケティングとは、その名の通りWeb上のサイトやサービスを活用してマーケティング戦略を実施する方法です。

マーケティングとは、企業が商品の販売促進やサービスの利用者増加を目的におこなう企業活動全般を指す言葉で、市場調査からプロモーションまで幅広い業務が含まれています。

つまり、Webマーケティングとはインターネットを活用して販売促進や利用者増加を目指す取り組みを実施する職業であるといえます。

海外への発信力も魅力

インターネットは海外に向けて発信しやすいメディアです。

そのため、海外市場への進出を目指す企業にとっても、Webマーケティングは重要な意味を持ちます。

海外に向けてのマーケティング戦略において、現地の文化や価値観への理解は不可欠です。


そこで、多くの企業はWebマーケティングを進める上で外国出身の人材に注目しています。

つまり、Webマーケティングの仕事は”外国人であること”が大きな強みとなる職業であるといえるでしょう。

Webマーケティングの求人を見つける方法

外国人求職者の方が、日本の求人を探す際のおすすめの方法をご紹介します。

転職エージェントを活用する

仕事探しのプロである、転職エージェントに相談することもおすすめです。

幅広い業界知識を元に、おすすめの求人の紹介から選考対策まで手厚いサポートを受けることができます。


フェローシップのグローバル事業部は、外国人求職者の方の仕事探しを積極的にお手伝いしています。

外国人の方を積極採用している企業情報も豊富にご紹介できるので、まずは一度ご相談ください。


また、外国出身の社員も多数在籍しています。

実際に外国人として日本で仕事を探した経験者からのアドバイスを受けることも可能です。

中国語での相談も実施しているので、中国出身の方は母国語で細やかな悩みについても話せるのでおすすめです。


こちらのエントリーフォームから無料で登録することができるので、興味をお持ちの方はぜひご記入ください。

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外国人向けの求人サイトを活用する

求人を探す際、まず頭に思い浮かべるのは「求人サイト」という方も多いのではないでしょうか。

数ある求人サイトの中でも、外国人の方に特化したものを利用することで効率よく仕事を探すことができます。


中国語を母語とされる方にはTENJeeがおすすめです。

中国語スキルを持つ人専用の求人サイトなので、外国人であることを活かした仕事探しが可能です。

求められる日本語力なども合わせてチェックすることができるので、一度実際の求人情報を確認してみてください。

※中国語を活かしたWebマーケティングの仕事を探すにはこちらから

Webマーケターに求められるスキル

Webマーケティングを実施するうえで必要となるスキルをご紹介します。


母国のネット事情やWebサイトについての知識

国によってインターネットを取り巻く事情は異なります。

例えば日本における主要なSNSはLINEやInstagram、Twitter、YouTubeなどがありますが、中国ではメッセンジャーアプリである「微信(WeChat)」やミニブログサイトの「微博(Weibo)」、Instagramと似た機能を持つ「紅小書(RED)」などが一般的です。


中国では日本における主要SNSやGoogle関連のサービスが使用できないため、日本と同じようなWebマーケティング戦略は実施しにくいといえます。

こういった国ごとのインターネット事情を踏まえてマーケティングの施策を考える能力が、Webマーケティングの仕事では必要になります。

日本語・母国語での文章力・表現力

Webマーケティングの仕事の中には、広告のキャッチコピーの作成や記事の執筆があります。

直接自分が文章やフレーズを考える必要がない場合でも、作成されたキャチコピーや記事の編集、校閲を任される機会も多いです。

また、マーケティング戦略についてチームで話し合う場面も多くあるので、読み書きやスピーキングともにビジネスレベル以上の日本語スキルがあると安心といえます。

マーケティングの知識

WebマーケティングはWebを活用したマーケティング手法なので、当然ながらマーケティングの知識が求められます。

会社によっては研修などで入社後に知識を学ぶ機会が設けられている場合もありますが、マーケティングの専門用語などには予め慣れておくと安心です。

データの分析・収集力

マーケティングの中では、データを集めて分析する力が問われます。

インターネット上のデータの収集能力や、集まった情報から共通点や効果的な戦略をロジカルに考える力が求められます。

特にWebの分析方法についての知識を持っていると、強力な強みになるでしょう。

外国人が日本でIT業界に就職・転職する際の注意点

最後に、外国人の方が日本のIT企業で働く場合の注意点をご紹介します。

仕事内容に対応する在留資格が必要

日本で外国人の方が働く際には、その仕事内容に対応した在留資格(就労ビザ)の取得が必要です。

IT業界で働く場合、基本的には「技術・人文知識・国際業務」という在留資格を取得しなければなりません。

「技術・人文知識・国際業務」の在留資格はWebマーケターやITエンジニアなどの働く上で一定の専門知識が求められる業種に求められる資格です。


在留資格を取得するためには学歴などのいくつかの条件を満たしている必要があり、申請から交付まで1〜3ヶ月かかるのが一般的です。

在留資格の申請方法と注意点についてはこちらの記事もご参照ください。

▶︎外国人がエンジニアになるために必要なビザの種類や申請方法と注意点

最低限の日本のマナーを知っておくと安心

働く上でビジネスマナーは重要ですが、実は国や地域によって推奨されるビジネスマナーは異なります。

特に日本は他の地域と比べてマナーや礼儀を重要視する人が多く、仕事上の評価にも繋がる傾向があります。

これは、マナーを守って行動できる人に対して「周囲に配慮できる視野の広さがある」「ルールを守ることができるため信頼できる」などの肯定的な評価をする日本人が多いという背景があります。


マナーを守ることに煩わしさを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、何気ない振る舞いで周囲と差をつけやすいという面では非常に大きなメリットです。

こちらの記事で日本特有のビジネスマナーをご紹介しているので、ぜひ合わせてご一読ください。

▶︎日本は異常?外国人が覚えておきたい日本のビジネスマナーとその考え方について

日本の転職活動ならではの流れやポイントを知っておく

転職活動を進めるにあたって、まず初めに転職活動全体のスケジュールを把握してきちんと計画を立てることが重要です。

転職活動は国や地域によって進め方が異なるため、外国人の方は特に日本の転職活動の流れを理解することが重要です。


日本ではまず初めに履歴書や職務経歴書などの書類で選考され、その後2回ほど面接がおこなわれます。

面接の中ではこれまでのキャリアやスキル、入社後のビジョンなどが尋ねられる場合が多いです。

この時評価されるポイントは具体的なスキルだけではなく、周囲との協調性や礼儀正しさなども重要になってくる点は日本の特徴といえるでしょう。


同じ面接であっても国や地域によってチェックされるポイントは異なるので、転職成功において日本の転職活動の特徴をしっかり理解しておくことが大切です。

こちらの記事で日本の転職ならではのポイントや流れをご紹介していますので、合わせてご一読ください。

▶︎日本で転職したい外国人が知っておくべき日本の転職活動の流れと注意点

まとめ

Webマーケティングの求人を探す方法や、具体的な仕事内容、求められるスキルについてご紹介しました。

海外を視野に入れている企業にとって、現地の文化や習慣に馴染みのある外国出身のウェブマーケターは貴重な戦力です。

外国人であることを強みにできる仕事なので、ぜひ今回ご紹介した内容を参考に仕事を探してみてください。


外国人求職者の方の仕事探しのサポート経験が豊富なフェローシップでは、Webマーケティング職など豊富な職種の求人情報を豊富にご紹介しています。

資格取得の支援制度や無料で利用可能なEラーニングシステムもご用意しているので、スキルアップを目指したい方にもおすすめです。

少しでも興味を持たれた方は、是非一度フェローシップがご紹介可能な求人情報をチェックしてみてください。

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