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2021.02.05
今更聞けない派遣の基本!「派遣」の定義や働き方、アルバイトの違いとは[派遣1]
「『派遣』ってよく聞くけど、実際どういうものなのかよくわかっていない。」
そういう方も多くいらっしゃると思います。
ここでは、『派遣』のわかりやすい捉え方から、法律上の定義などの詳しい説明まで、幅広く派遣についてお話していきます。
※派遣の求人をお探しの方はこちら
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ここでは、『派遣』のわかりやすい捉え方から、法律上の定義などの詳しい説明まで、幅広く派遣についてお話していきます。
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派遣という働き方とは?
派遣とは、「登録した派遣会社と雇用契約を結び、その派遣会社が決めた他の企業で就業する」という働き方です。
つまり、実際に就業をする会社とは、雇用契約を結びません。
給与の支払いを行うのも派遣会社になります。
ここに登場するのは「労働者(スタッフのみなさま)」「派遣会社」「派遣先企業」の三者です。
三者の関係を図で表すと、こういった形になります。
つまり、実際に就業をする会社とは、雇用契約を結びません。
給与の支払いを行うのも派遣会社になります。
ここに登場するのは「労働者(スタッフのみなさま)」「派遣会社」「派遣先企業」の三者です。
三者の関係を図で表すと、こういった形になります。
契約を結ぶのは、「労働者=派遣会社」と「派遣会社=派遣先企業」のみになります。
派遣とアルバイトとの違い
派遣とアルバイトの違いは様々ありますが、わかりやすい大きな違いは雇用主と雇用期間が異なります。
先で説明しましたように、派遣は雇用主が派遣会社のため、実際に働く会社とは雇用関係にありません。アルバイトは就業する会社と直接雇用契約を結ぶ働き方ですので、雇用主が異なります。
また、一般的には派遣には雇用期間が決められていて、アルバイトは決められていません。(短期のアルバイトは除く)
給与支払い先が異なる、サポート・フォローを受けられるなど、そのほかにも派遣とアルバイトの違いは多くあります。
先で説明しましたように、派遣は雇用主が派遣会社のため、実際に働く会社とは雇用関係にありません。アルバイトは就業する会社と直接雇用契約を結ぶ働き方ですので、雇用主が異なります。
また、一般的には派遣には雇用期間が決められていて、アルバイトは決められていません。(短期のアルバイトは除く)
給与支払い先が異なる、サポート・フォローを受けられるなど、そのほかにも派遣とアルバイトの違いは多くあります。
「派遣」がもたらす三者へのメリット
それでは、この「派遣」の制度を上述した三者が使うメリットは何になるのでしょうか。
それぞれの角度からのメリットを説明します。
それぞれの角度からのメリットを説明します。
労働者が派遣を利用するメリット
自由度が高い
派遣は、自分の望んだ働き方を選びやすいです。
例えば、労働時間。正社員は週に1日8時間労働で週休二日であることが多いです。
一方、派遣は、より自分のライフスタイルにマッチした勤務時間や出勤曜日を選べることが多いです。
例えば、労働時間。正社員は週に1日8時間労働で週休二日であることが多いです。
一方、派遣は、より自分のライフスタイルにマッチした勤務時間や出勤曜日を選べることが多いです。
決められた仕事以外は任されない
派遣は、基本、契約時に業務内容が明記されます。
そのため、自分の意思と反して、急に部署が移動してしまったり、急に職種が変わってしまったりすることはありません。
そのため、自分の意思と反して、急に部署が移動してしまったり、急に職種が変わってしまったりすることはありません。
派遣先企業が派遣を利用するメリット
入社/退社手続きの削減
通常、企業が社員を雇う際には、保険の手続きや給与計算などを行わなければいけません。
しかし、派遣を利用する場合は、就業者との間に雇用関係がないので、こういった労務関係の責任を負う必要がありません。そのため、派遣を使用することは、業務コストの削減に繋がります。
しかし、派遣を利用する場合は、就業者との間に雇用関係がないので、こういった労務関係の責任を負う必要がありません。そのため、派遣を使用することは、業務コストの削減に繋がります。
定型的な業務の委任
派遣社員は、決められた定型的な仕事を行うことが多いです。
定型的な業務を任せることで、正社員は、コア業務に集中することができるようになるのです。
定型的な業務を任せることで、正社員は、コア業務に集中することができるようになるのです。
派遣会社にとってのメリット
利益を得ることができる
派遣会社にとってのメリットは、単純です。
派遣会社は、労働者を企業に派遣することで、利益を得ることができます。 これ以上のメリットはないでしょう。
派遣会社は、労働者を企業に派遣することで、利益を得ることができます。 これ以上のメリットはないでしょう。
法律上等の派遣の扱いについて
ここでは、法律における「派遣」を見ていきましょう。
派遣を定義する「労働者派遣法」
日本には「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」という法律があり、通称「労働者派遣法」「派遣法」と呼ばれています。
(以下、本コラムでは労働者派遣法と記します。)
労働者派遣法において、「派遣」は次のように定義されています。
(以下、本コラムでは労働者派遣法と記します。)
労働者派遣法において、「派遣」は次のように定義されています。
労働者派遣 自己の雇用する労働者を、当該雇用関係の下に、かつ、他人の指揮命令を受けて、当該他人のために労働に従事させることをいい、当該他人に対し当該労働者を当該他人に雇用させることを約してするものを含まないものとする。」
労働者派遣法 第2条第1項 より引用
ここで言う『自己』とは、派遣会社のことです。また、『他人』は、派遣先企業に当たるでしょう。
つまり、労働者は派遣先企業に『指揮命令』を受ける、という形になります。
『派遣』と『請負』の違いについて
「自社に所属してない労働者に仕事を依頼するということは、『請負』と近いのではないのか」
派遣の説明を見たときに、こう思った方もいらっしゃるかと思います。
この違いは、厚生労働省職業安定局が出している「労働者派遣事業関係業務取扱要領」に明確に記載されています。
「労働者派遣は、労働者を「他人の指揮命令を受けて、当該他人のために労働に従事させること」であり、この有無により、労働者派遣を業として行う労働者派遣事業(3参照)と請負により行われる事業とが区分される。」
「労働者派遣事業関係業務取扱要領」第1-1-(3)-イより引用
ポイントは先ほど出てきた『指揮命令』です。
請負の場合、労働者の業務の指揮を行うのは、注文主(企業)から請負の依頼を受けた会社、即ち労働者と雇用関係にある会社(請負業者)になります。
注文主(企業)から労働者に直接的な指示が下ることはありません。これがもっとも大きな派遣と請負の違いです。
派遣の説明を見たときに、こう思った方もいらっしゃるかと思います。
この違いは、厚生労働省職業安定局が出している「労働者派遣事業関係業務取扱要領」に明確に記載されています。
「労働者派遣は、労働者を「他人の指揮命令を受けて、当該他人のために労働に従事させること」であり、この有無により、労働者派遣を業として行う労働者派遣事業(3参照)と請負により行われる事業とが区分される。」
「労働者派遣事業関係業務取扱要領」第1-1-(3)-イより引用
ポイントは先ほど出てきた『指揮命令』です。
請負の場合、労働者の業務の指揮を行うのは、注文主(企業)から請負の依頼を受けた会社、即ち労働者と雇用関係にある会社(請負業者)になります。
注文主(企業)から労働者に直接的な指示が下ることはありません。これがもっとも大きな派遣と請負の違いです。
終わりに
また、弊社フェローシップでは、派遣をはじめとする数多くの求人を公開しております。いかがでしたでしょうか。
派遣のことを少しでも理解していただけたのであれば、幸いです。
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