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2023.03.02
未経験からWebデザイナー転職成功の秘訣!求められるスキルや資格とは[グローバルエンジニア1]


近年、求職者に人気があるIT業界ですが、その中でも特に人気が高いのがWebデザイナーです。  

その反面、「自分にはデザインセンスがない」「ネットで調べると必要スキルが多すぎて自力で学習するのは無理なように感じる」と、諦めてしまう方も多いのが実情です。  


そこで今回は、実際にWebデザイナーを目指すために必要なスキル、知識についてご紹介します。  

フェローシップでは、未経験からWebデザイナーになりたい方への転職・就職支援をおこなっております。

専門知識を持つ担当者が手厚くサポートいたします。 ぜひ、未経験でWebデザイナーになりたい方はご相談ください。  


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グローバルエンジニア事業部

Webデザイナーとは

Webデザイナーとは、ひとことでいえばWebサイトやバナーなどWebに関するデザインをする職業のことです。  

Webサイトの配色決めやアイコンの作成、使用するフォントを決めるなど、Webサイトのデザインの方向性と実際にヴィジュアルを作っていくことが主な仕事内容になります。  


ただ、いわゆるデザイン業務だけでなく、Webサイトのそもそもの構成決めやデザインをもとにコーディングしていく業務などをおこなうWebデザイナーも中にはいます。  

Webデザイナーとして求められるスキルや業務内容は、会社や環境によって異なりますが、Webデザインに関する幅広い領域に関われるやりがいのある職業です。  


近年、ITエンジニアと同じように人気が高まりつつある職業のひとつで、未経験からでもWebデザイナーになりたい人が増えています。


未経験からでもWebデザイナーになれるのか

Webデザイナーになるために特別必要な資格はありませんので、誰でもWebデザイナーになることはできます。  

実務経験があれば有利になりますが、未経験であってもWebデザイナーに転職することは可能です。  


ただし、未経験の場合でもデザインの基礎知識やWebに関する基礎知識は必要になります。

また、Webデザインをおこなう際に使用するツールを操作できることも必須条件です。  

そのため、未経験からWebデザイナーになりたい方は、事前にどのようなスキルや知識が必要なのか把握しておくことが大切です。


ウェブデザイン系唯一の国家資格「ウェブデザイン技能検定」

Webデザイナーになるための必須資格はありませんが、取得しておくことで有利になる「ウェブデザイン技能検定」という国家資格があります。  

このウェブデザイン技能検定は特定非営利活動法人である「インターネットスキル認定普及協会」が運営しており、Web業界唯一の国家資格です。  

合格するとウェブデザイン技能士の合格証書を取得することができるため、転職活動においてもスキルの証明として役立ちます。  


試験は学科と実技の2つで構成されており、1〜3級の3つに分かれています。

最も易しい3級では基本的なWeb知識やHTMLの作成能力など、Webデザインの基礎が求められるため、未経験からWebデザイナーを目指す上でスキルアップの指針としてもよいでしょう。


フェローシップなら未経験からの挑戦も手厚くサポート

未経験の職種や業界への転職は不安がつきものです。

業界研究や選考対策、スキルアップなどやるべきタスクが多くお悩みの方も多いのではないでしょうか。  


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未経験からWebデザイナーになるために必要なスキル

未経験からWebデザイナーを目指す上で、事前にスキルを磨くことは必須です。

ここでは求められるスキルを具体的にご紹介します。


Adobe Photoshop、XD

Webデザイナーが毎日必ず触れるツールと言えば、Adobe製品です。

特にPhotoshopとXDは必須スキルで、この2つを使えなければWebデザイナーとして仕事ができない状態になっています。  


以前は「Webデザインと言えばPhotoshop」といわれるほどPhotoshopで全てをデザインしていました。

これは、Webデザインはピクセル単位でのデザインを必要とするため、デジタル画像加工ソフトであるPhotoshopは非常に相性がよかったためです。  


しかし、現在は主としてXDを使用し、Photoshopは本来の機能である画像加工のみで使用する制作手法が主流になりつつあります。  

XDはWebデザインのために開発されたツールであり、複数人での共有・編集やレビュー機能が充実しています。  


また、プロトタイプ作成機能は、クリック等での画面遷移が特徴であるWebデザインにおいて、直感的な理解を助ける便利な機能です。  

もちろん、案件によってはPhotoshopのみを使用することもありますので、PhotoshopのスキルがWebデザイナーには欠かせない技術であることに変わりありません。


Illustrator

同じAdobe製品のIllustratorですが、こちらはロゴやアイコン、イラストを作成する際に使用することはありますが、PhotoshopやXDと比較すると学習の優先順位はかなり低くなります。


IT業界に関する基礎知識

未経験からWebデザイナーを目指す際には、IT業界全体に通ずる基礎知識を身につける必要があります。  

Webデザイナーとして働く中ではそのほかのIT職種と関わる機会も多く、ビジネスパートナーたちの職種を理解することが仕事を円滑に進める上で不可欠です。  

IT業界全体の構造やその他の職種に求められる技術について学ぶ上で、以下の2つの資格の取得を目指すのがおすすめです。


ITパスポート

ITパスポートは情報システムやネットワーク、ITにまつわるセキュリティ、データベースなどIT業界にまつわる基礎知識が問われる国家資格です。  

IT技術について体系的に学ぶことで、それぞれの技術がどのような場面で活用できるのかを理解する助けになります。  


IT企業とともにビジネスを進める他業界のビジネスパーソンの受験者も多く、未経験からIT業界を目指す場合でも有利になる資格といえます。


基本情報技術者試験

ITパスポートと同じく、未経験からIT業界を目指す人に人気の高い資格です。

基本情報技術者試験の場合はITパスポートよりも難易度が高いとされており、企業からもより高い評価を得ることにつながります。  


基本情報技術者試験を合格するためにはIT業界で必要とされている技術や基礎知識が問われるため、さまざまな職種のエンジニアを目指す人もまず初めに受験するケースが多いです。  

上位資格として応用情報技術者試験というものもあります。


色彩学、デザイン理論等

自分にはデザインセンスがないと考えている人も多いですが、Webデザインはセンスではなく理論で作成するものです。  


例えば、あなたがバナーを作成したとして、クライアントに「なぜここはこのようにデザインしたのですか」と尋ねられたとします。  

その際に「何となく・格好良いと思った」と返答したら、「あなたの感覚ではなく、なぜこのようにデザインしたのか理由を言ってください」と、こんな会話がなされることも多いほど理論の世界です。  


実際のところ、デザインセンスがある人とは、理論として学んでいなくても同じ内容を実践できている人といい換えることもできます。  

つまり、後天的に理論を学んで補強すれば、Webデザインの技術を得ることは可能です。


そのために必要なのが、色彩学やデザイン理論です。  

色彩学とデザイン理論、そしてWebデザインに関する知識については、以下の資格取得を目指すことで体系的に学ぶことができます。


色彩検定

デザインに求められる色彩設計の理論を学ぶ上で、色彩検定を受験するのもおすすめです。  

合格することで「色彩士(Color Master)」を名乗ることができるため、転職活動においても有利に働きます。  


色彩検定ではさまざまな色が人に与える印象効果や色という概念そのものについての知識を学ぶことができ、より洗練されたWebデザインを作成する上で非常に有効なスキルです。


Webデザイナー検定

Webデザイナー検定はその名の通り、合格することでWebデザイナーとして働く上で必要な知識やスキルを有することの証明になる検定試験です。  

ベーシックとエキスパートの2段階に分かれており、初心者向けのベーシックの合格率は60%程度といわれています。  

試験内容は10科目に分かれており、インターネットにまつわる知識からWebデザインについての専門知識まで幅広い理解が求められます。  


未経験からWebデザインを学ぶ上でこのWebデザイナー検定の対策を軸にすると、体系的に学習を進めることができるため非常におすすめです。


コーディング知識

デザイナーなのにコーディング?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、Webデザイナーにとってコーディング(HTML/CSS)は必須の知識です。


現場ではデザイナーとコーダーの業務は分業制になっていることが多く、コーダーはデザイナーからPhotoshop等のデータを受け取ってコーディング(Webページ化)します。

そのため、デザイナーがコーディングを考慮しない滅茶苦茶な画像データを作ってしまうと、コーダーの作業時間が跳ね上がってしまうのです。  


コーディング知識がないデザイナーは、コーダー泣かせなデータを作りがちです。

具体例としては、スマホ版であるのに画像が奇数ピクセルになっている、タイル状に並んでいる画像のサイズや余白が全部違う、コンテンツ外のデザインが無い(幅が広いディスプレイを考慮していない)、Illustratorでpointでデータを作成している、などがあります。    


Webサイトの制作は、ディレクター、デザイナー、コーダーのチーム作業なので、互いにスムーズに作業できるようにしなければなりません。

ディレクターやコーダーへの配慮が生産性の高い業務につながり、それは自身のデザイナーとしての評価や価値向上に結びつきます。  


デザイナーが自分自身で複雑なものをコーディングできる必要はないのですが、HTMLとCSSの特徴は知識として身につけておくべきでしょう。


Webクリエイター能力検定エキスパート

Webクリエイター能力検定は、Webにまつわる知識とスキルが問われる資格です。  

Webデザインに求められるスキルはもちろんのこと、Webデザイナーとして働く上で重要なビジネスパートナーであるWebエンジニアに関する知識も求められます。


商業広告やマーケティングの知識

Webデザイナーとして収入を得るためには、クライアントのニーズを満たし利益につながるWebサイトをデザインする必要があります。  

デザインする技術だけでなく、どのようなWebサイトであればより大きな効果を生むのかを考える力が必要です。

そのため、商業広告にまつわる知識や、マーケティングのスキルも重要な要素といえます。  


近年はWebマーケティングへの注目度が高まっており、テキストや資格試験の数も増えています。 これらを活用し、効果的なWebデザインを生み出すスキルを培うことも大きなポイントです。


まとめ

需要と人気が高まっているWebデザイナーは、未経験からでも十分目指すことができる職種です。  

未経験でも応募可能な求人も増えていますが、事前にスキルや知識を習得しておくことが重要となります。  


デザインはセンスではなく体系的な理論やマーケティングにまつわる知識によってそのできが左右されます。  

資格試験の対策などを通して求められるスキルを身につけておくと、転職活動において有利になるだけでなく、実際に働き始めてからの活躍にもつながります。  


フェローシップではスキルアップをサポートする制度や無料でご利用いただけるEラーニングシステムをご用意しております。  

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