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2021.01.26
日本でITエンジニアを目指している方必見!転職時の会社の選び方[グローバルエンジニア2]

「ITエンジニアになりたいけれど、どうやって会社を選べばいいのかわからない」と考えている方もいるのではないでしょうか。


ITエンジニアを雇用している会社には様々な種類があるので、働きたい仕事内容やスキルアップできるかどうかなどを考慮して、自分に合った会社を選ぶのが大切です。


今回は、ITエンジニアを目指す方向けに会社選びの際のチェックポイントや注意点を解説します。
未経験からITエンジニアを目指す方や、日本で仕事探しをしている外国人の方向けのポイントもあわせてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。


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未経験の方でも応募可能な求人や、外国人のエンジニアを積極的に採用している企業情報などもご用意しているので、興味をお持ちの方はぜひこちらから実際の求人情報をチェックしてみてください。
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グローバルエンジニア事業部

ITエンジニアを目指す上での会社選びのポイント3つ

ITエンジニアを目指す方が会社選びの際に意識していただきたいポイントは3つあります。
ぜひご自身の希望と照らし合わせて考えてみてください。


①自分の理想の業務を担当できるか

一口にITエンジニアといっても、その仕事内容は様々です。


一般にITエンジニアとは、インターネットやIT(情報技術)に関する知識を兼ね備えた技術者のことを指します。
ITエンジニアの中にも様々な職種があり、システムエンジニアとしてシステムの要件定義や設計、テスト業務などを行なったり、プログラマとして仕様書に沿ってプログラミング作業をしたりします。


ITエンジニアになりたいと考えている方は、まず、自分がITエンジニアとしてどのような業務を行いたいか考えてみるといいでしょう。


また、その会社のメインクライアントにはどのような企業や団体があるのかもぜひご確認ください。
携わる機会の多い業界の特徴なども含めて自分がやりたい仕事像と照らし合わせることで、入社後のミスマッチを防ぐことにつながります。


②自分にあった働き方ができるか

仕事の内容以外にも福利厚生などワークライフバランスをチェックするのも大切です。
有給の取りやすさや年間休日、残業の程度についても調べた上で応募先を剪定してみてください。


ITエンジニアの種類によって働き方の傾向をある程度つかむことができます。
一般的には社内SEであれば納期に融通が効きやすく、クライアント向けSEであればコスト・納期に合わせた働き方が求められることが多いといわれています。


また、ITエンジニアを雇用している会社の中には、システム開発の上流から下流までを担当している会社や実際の開発やテストなどの下流工程などの業務を専門にしている会社など、様々な会社があります。


企業の制度や業務内容などを含めて複合的に働き方を捉える姿勢が重要といえます。


③教育制度や評価体制はキャリアプランに即しているか

長期的な目で見て、スキルアップやキャリアアップが見込めるかという観点も大切です。


ITエンジニア向けの教育・研修制度が充実している会社を選ぶことで、その会社で活躍するために必要な知識を身につけながら安心して働き始めることができるでしょう。


中には、未経験のITエンジニアでも、希望の職務内容で働けるよう教育や研修に力を入れている企業もあるため、未経験からITエンジニアを目指している方はぜひ研修内容を調べてみることをお勧めします。


また、ITエンジニアとしてスキルアップできる会社かどうかも大切です。


ITエンジニアのキャリアアップでは、特に自分のスキルを伸ばしていくことが重要になってきますので、自分のスキルに合わせた業務を任せてもらえるかどうかで選んでもいいでしょう。


会社選びでチェックしたいITエンジニアの業務内容

主な日本のITエンジニアの職種とその業務内容を解説します。
それぞれの職種の特徴を踏まえて向いている方の特徴も解説しているので、まだ具体的に志望職種が決まっていないという方は参考にしてください。


システムエンジニア

システムエンジニアとは、クライアントの要望をヒアリングし、要望を叶えるためにどのようなシステムが必要かを考えるエンジニアです。


顧客の話をロジカルに分析し、どのような作業工程を踏んでどのようなシステムを設計するかを考えます。
このシステムエンジニアが作った設計書に基づいてプログラマーが実際にシステムを作ることになります。


プログラマーも含めたチーム全体をマネジメントするスキルや作業計画を立てるスケジューリングスキルが求められる仕事です。
コミュニケーション能力やヒアリング能力に自信がある方にもおすすめです。


プログラム言語の習得が必須ではないので、未経験者の方でも応募可能な求人が多いという特徴もあります。


こちらの記事ではさらに詳しくシステムエンジニアに求められる力や向いている人の特徴を解説しています。
システムエンジニアに興味がある方は、ぜひこちらもあわせてチェックしてみてください。
▶︎【総まとめ】システムエンジニアに向いてる人・向いていない人の特徴とは


プログラマー

プログラマーはプログラミング言語を使って実際にシステムを構築する職種です。
ITエンジニアと聞いてよくイメージされる仕事といえるかもしれません。


プログラミング言語には種類が多く、パソコン向けのソフトウェアやスマートフォン向けアプリ、Webサイトなど設計するシステムごとに必要な言語が異なります。


プログラマーとしての専門性は扱う言語の数やレベルによっても変わってくるので、自分が描くキャリアに求められるプログラミング言語は何かを調べておくと良いかもしれません。


求められる素質としては、作業をミスなく長時間続けられる集中力や、新たな技術や言語に対して積極的に学び続ける姿勢などがあります。


こちらの記事ではシステムエンジニアと比較しながらプログラマーという仕事のキャリアプランや業務内容を解説しています。ぜひ参考にしてください。
▶︎【比較】システムエンジニアとプログラマーの違いは?業務や収入など総まとめ


Webデザイナー

Webデザイナーは近年非常に人気が高まっている職業のひとつです。
その名の通りWebサイトのデザインや設計をおこなうエンジニアで、実際に自分の成果物が多くの人の目に触れることにやりがいを感じる方も多いです。


ITにまつわる知識・スキルだけでなく、デザインにまつわる力も求められる仕事ですが、未経験の方でも挑戦可能な職種です。
実はセンスが勝負、というわけではなくクライアントのニーズやWebサイトの構造理解などの力が非常に重要です。


こちらの記事では未経験からWebデザイナーを目指す際に必要な知識をさらに詳しく解説しています。
ぜひ、転職活動に向けた準備にお役立てください。
▶︎未経験からWebデザイナーになりたい!転職時に必要なスキル・求められる知識


外国人の方は語学スキルを活かした活躍も可能

外国人の方は、母国語の語学スキルを活かすことでエンジニアとしてのキャリアアップを目指しやすいです。


グローバル化が進み、海外企業と共にプロジェクトを進めるという日本企業は増えています。
特にエンジニアの仕事は実務スキルが重要になってくるため、日本語に自信がない方でも活躍しやすいといえます。


また、海外向けのWebサイトやアプリを開発したい、というクライアントに対して母国語や現地の流行、好みの傾向など外国人だからこその強みを活かすことで成果をあげやすいでしょう。


こういった外国人である強みを活かせる仕事内容の会社を目指すことで、入社後、より活躍の場が広がるかもしれません。


外国人の方におすすめのエンジニアの求人はこちらから

外国人である強みを活かせる会社選びには、外国人の就職に詳しい外国人向けの転職・就職エージェントを利用するのが効果的です。


例えば、外国人向けの就職・転職エージェント「フェローシップ」では、外国人向けの求人紹介や外国人が日本で就職するために役立つ様々なサポートを実施しています。


日本でITエンジニアを目指す外国人の方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
※日本でITエンジニアになりたい外国人の方はこちら


会社選びでチェックしたいITエンジニアの働き方

エンジニアの特徴的な働き方のひとつに、「社内エンジニア」と「客先常駐エンジニア」というものがあります。
それぞれの特徴をふまえてメリットやデメリットを解説します。


「客先常駐」なら多くの人と出会い刺激を受けられる

客先常駐エンジニアとは、クライアント企業のオフィスに出社し業務をおこなう働き方です。


自分の会社の代表として赴き、相手のニーズや緊急のトラブルなどに臨機応変に対応することが求められます。
自分の力で課題を解決する実感を感じやすく、裁量権が大きいと感じる方も多くいます。


社外の人と交流する機会が多いので、より多くの刺激を受けながら活躍できる点もメリットといえるでしょう。


その反面、自社の同僚や先輩社員が近くにいないケースがほとんどなので、慣れるまでは寂しさや不安を感じてしまう人もいます。
トラブルが起きた時に自分以外に頼れる相手がいない可能性がある点は、留意しておく必要があるでしょう。


「社内エンジニア」なら先輩のサポートを受けながらキャリアを見通せる

社内エンジニアはその名の通り、自分の所属する会社に出社し業務を実施します。


メリットとしては自社の同僚と協力しながら仕事をこなせるので、新人のうちも先輩社員に教えてもらいやすいという点があり、同じ会社の仲間と深い信頼関係を築きやすいともいえるでしょう。


デメリットとしては、社外の人との新たな出会いが少ないという点が考えられます。


また、企業によっては具体的なプログラム構築などのシステムを外注し、社内エンジニアはそのマネジメント要因とされているケースもあります。
このような企業では実務経験が積めない可能性がありますので、会社選びの際に注意してください。


ITエンジニア未経験の場合は受託開発をしている会社もおすすめ

未経験者の方におすすめなのは「受託開発」に携われる会社です。
受託開発の場合、ITエンジニアの基本業務である「開発」と納期や品質の「管理」を中心に経験を積むことができます。


まずは受託開発をしている会社を選び、基礎的な経験を積んでから、マネジメント業務など自分の就きたかった職種を目指すのもいいでしょう。


会社選びでチェックしたい将来性や教育制度

会社選びの際に将来性や教育制度の観点でぜひチェックしていただきたいポイントを解説します。


外国人エンジニアの活躍ぶりも見ておく

外国人の場合は、「実際にその会社で外国人エンジニアが活躍できているか」をチェックしておきましょう。
国籍や言葉の壁でうまく活躍できていないというケースがある企業には注意が必要かもしれません。


その反面、エンジニアの半数以上が外国出身という企業も近年は珍しくなくなってきました。
外国人従業員の割合もひとつの目安となるので、ぜひチェックしてみてください。


未経験者の場合は教育・研修制度の充実度をチェックする

未経験者の方の場合は、どのような教育・研修制度があるのかのチェックも重要なポイントです。


採用サイトなどに詳しい情報が載っていない場合は、直接問い合わせてみても良いかもしれません。
研修の期間や先輩社員に気軽に聞ける雰囲気かどうかをきちんと調べた上で、未経験でも安心してキャリアが積める職場を探しましょう。


「未経験歓迎」の企業の求人にも吟味が必要

「未経験歓迎」と明示された求人は、研修制度が充実しているケースが多いです。
企業側も未経験であることを理解した上で、自社でしっかり育てようとしているといえます。


ただし、未経験歓迎と書かれているからといって一概に安心できるわけではありません。
いざ入社してみると未経験なのに突然業務を割り振られた、慣れない作業で遅れたことを注意されたなどのトラブルも過去にありました。


未経験の方が安心して就職できる会社選びのチェックポイントについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
ぜひ、納得の転職にするためにもこちらをお役立てください。
▶未経験からITエンジニアを目指す|会社選びのポイントと注意すべき特徴


会社の規模や主なクライアントは要チェック

会社選びの際には「企業規模」を見ることも大切です。


企業の規模は、エンジニアとしての働き方に大きく影響します。
規模が大きいから良い、悪いというわけではなく、自分の思い描いたキャリアを実現するためにはどのような規模が適しているのかを考えることが大切です。


【会社規模別】外国人がITエンジニアになるための会社選びのポイント

会社の規模別に外国人がITエンジニアになるための会社選びのポイントをご紹介します。


中小企業のITエンジニアを考えている場合

中小企業への就職をお考えの方にチェックしていただきたいポイントは以下のとおりです。


口コミ・評判を鵜呑みにしない

口コミ・評判は、自分と立場も感じ方も違うあくまで第三者の意見です。
そのため、口コミ・評判だけで会社を選んでしまうと、入社後に思っていた仕事内容や働き方が実現できず、転職を考えるようになってしまうかもしれません。


口コミ・評判は鵜呑みにせず、同じ会社や業界の先輩の話を聞いたり、業界に詳しい就職・転職エージェントなどに相談したりしながら、しっかりと自分に合う会社を探すといいでしょう。


残業や土日出勤などの働き方についてチェック

いくら仕事内容が理想的な会社に入社しても、自分に合った働き方ができない会社では、仕事が長続きしないかもしれません。
残業や土日出勤などの働き方についてはよくチェックしておくようにしましょう。


特にITエンジニアの場合、職種によってはクライアント企業のシステム保持のため、トラブルがあった際は土日でも出勤する必要があることもあります。

入社後、自分がどのような仕事内容で働き、どのような働き方をするかは、事前に情報収集をして大まかなイメージを掴んでおくといいでしょう。


成長の見込みがあると思う会社を選ぶ

中小企業の中でも、成長の見込みがある会社を選ぶことで、会社とともに自分をスキルアップさせたり、よりやりがいを持って働いたりすることができるかもしれません。


最近では、ベンチャー企業が急激に売上を伸ばして上場企業へ成長することも珍しくないため、どんどん挑戦して自分の力を試したい方は今後成長の見込みのある会社を選んでみてもいいでしょう。


大企業のITエンジニアを考えている場合

大企業のエンジニアを目指す方向けのチェックポイントは以下の通りです。


長期で安定している会社を選ぶ

ITエンジニアとして安定した収入を得たいと考えているのであれば、長期で安定している会社を選ぶのもいいでしょう。
さらに、長期で安定している会社では、福利厚生やスキルアップ支援制度が充実している会社も多いため、自分に合った働き方が実現できるかもしれません。


会社名やなんとなくのイメージだけで選ばない

会社の仕事内容や福利厚生などをよく調べずに、知名度からなんとなく入社してしまうと、自分の思った仕事内容や働き方を実現できず、すぐに転職したくなってしまう可能性もあります。


大企業のITエンジニアになりたいと考えている方は、その会社の実際の業務内容やエンジニアの働き方などについて調べて、自分に合う会社かしっかり判断しましょう。


どのようにスキルアップしていくか考える

ITエンジニアとして成長していくためには、自身のITスキルや開発スキルをアップしていくことが必要です。


しかし、大企業の安定した収入だけを目当てにしていると、あまり裁量権のない仕事ばかりを任されてしまい、なかなか思うように成長できないこともあるかもしれません。


大企業のITエンジニアになる場合は、その会社でどれだけ自分が成長できる環境が整っているかしっかり確認するようにしましょう。


外国人におすすめのITエンジニアの会社の選び方

ここでは、外国人におすすめのITエンジニアの会社の選び方をご紹介します。
自分に合った会社の選び方をして、理想の会社を見つけられるようにしましょう。


エンジニアの求人に特化した求人サイトなどで検索してみる

求人サイトの中には、業界や職種に特化した求人サイトもあります。


エンジニアの求人に特化した求人サイトを利用することで、様々な会社のエンジニアの求人を一括で比較することができ、良い効率よく求人探しをすることができるでしょう。


外国人向け就職支援が需実した外国人向け就職・転職エージェントを利用する

日本で働きたい外国人の方は、外国人向けの就職・転職エージェントを利用するのもいいでしょう。


外国人向けの就職・転職エージェントの1つである「フェローシップ」では、自分に合ったエンジニアの求人紹介だけでなく、母国語での面談や日本語の選考対策など、様々なサポートを提供しています。


日本での外国人の就職や業界に詳しいスタッフも在籍しているため、実際の会社での働き方やエンジニアの仕事内容などについて教えてもらえるかもしれません。


こちらのエントリーフォームから簡単にご登録いただけるので、少しでも不安を解消して納得の転職を成し遂げたい方はぜひこちらからご連絡ください。
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自身の出身国に特化した求人サービスを利用する

日本で働きたい外国人の方は自身の出身国に特化した求人サービスを利用するのもいいでしょう。


例えば、中国語が話せる方向けの求人サイト「TENJee」では、中国語人材を雇用したい企業からの求人が掲載されているため、中国語スキルを活かした会社選びをすることができます。


もちろん、ITエンジニアの求人も取り扱っているため、中国語スキルを活かして働きたいと考えている方はぜひご利用ください。


まとめ

ITエンジニアを目指す方ならではの会社選びのポイントをご紹介しました。


職種も多く、会社によって働き方にも違いが大きいエンジニアへの転職を考える際は、きちんと事前に情報取集することが重要です。
入社後のミスマッチを防ぐためにも、今回ご紹介したポイントを踏まえて企業研究をしてみてください。


フェローシップでは、未経験者の方でも挑戦しやすい求人や外国人の方におすすめの企業情報などを豊富にご用意しています。


興味をお持ちの方は、まずは一度どのような仕事があるのか、こちらからチェックしてみてください。

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