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厚生労働省の「外国人雇用状況」によると、日本での外国人労働者数は約172万人を超え、過去最高の人数を更新しています。
日本で働く中で、日本語の難しさに悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
ビジネスシーンで使用する日本語は、日常会話と異なる表現のものも多いため、さらに難しく感じている方も多いでしょう。
今回は、仕事の際に使用する日本語をフレーズと単語に分けて詳しくご紹介します。
使用頻度が高いものばかりなので、マスターしておくことでスムーズに業務を進めることができるでしょう。
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仕事で使う日本語は日常会話とは異なる部分も大きい
仕事で使用する日本語は、日常会話の時に使用する日本語と異なる部分も多いです。
学び方も難しいため抵抗を持たれる外国人の方も多いですが、ビジネス表現や用語を覚えておくことは日本で働く上でとても役立ちます。
日本はビジネスにおけるマナーを尊重する文化があるので、ビジネス表現を使用することができると好印象を持ってもらうことができます。
ビジネス表現を覚えることでキャリアアップにつながる
日本には日本独自のビジネス表現やビジネス用語が数多く存在しています。
日本語におけるビジネス表現を覚えておくことで、社内や取引先からの評価が上がり、キャリアアップに繋げることができますし、業務も円滑におこなうこともできます。
こちらの記事では、日本で働く外国人が覚えておきたい日本のビジネスマナーについてご紹介しています。
▶︎日本は異常?外国人が覚えておきたい日本のビジネスマナーとその考え方について
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仕事でよく使う日本語【フレーズ編】
仕事でよく使う日本語のフレーズをご紹介します。
頻出フレーズを覚えておくことで円滑なコミュニケーションを取ることができるようになります。
仕事でよく使う挨拶表現
挨拶表現は社会人として最低限覚えておくべき表現です。
場面ごとにどの挨拶表現を使うかを覚えておくのもポイントになりますので、仕事でよく使う挨拶表現をご紹介します。
◯おはようございます
「おはようございます」は朝出社した際に使用する挨拶の言葉です。
ただし、午後に出社した場合も使う職場も多いです。
◯お疲れ様です(お疲れ様でした)
「お疲れ様です(お疲れ様でした)」は人間関係を円滑にする言葉で、比較的どんな場面にでも使うことができますが、仕事終わりに使用することが多いです。
職場で先に帰る方には「お疲れ様です」、自分が先に帰る場合は「お疲れ様でした、お先に失礼します」と使用します。
◯ご苦労様(ご苦労様です)
「ご苦労様(ご苦労様です)」はお疲れ様と同じような場面で使用する言葉ですが、目上の上司が目下の部下に使用する言葉として使われています。
無礼と捉えられてしまう場合もあるので、目上の方に向けて使用しないようにしましょう。
相手に声をかける時の表現
仕事中に「相手に確認したい」など相手に声をかける際に使用する表現をご紹介します。
仕事中相手に声をかけるということは、相手の業務を一次中断してもらうということなので、丁寧な言葉を使うのがポイントです。
◯すみません、今少しお時間よろしいでしょうか
お時間をいただくという意味なので、仕事中だけでなく昼休み中などでも使用することができます。
◯お仕事中、恐れ入りますが~、お忙しいところすみませんが~
お仕事をされている方に向けて使用します。
メールの最後や相手と別れる時に使う締めの表現
取引先の企業とメールで連絡を取り合う場面も多いです。
メールの最後や相手と別れる際に締めの言葉として使用される表現をご紹介します。
◯今後とも(何卒、どうぞ)よろしくお願いいたします
今後もよい関係を築いていきたいと思っている相手へのメールの締めの言葉として使用される表現です。
「何卒」は、意味を強調するために用いられる言葉のため、付け加えることによってより想いを強く伝えることができます。
◯お忙しいところお時間をいただきまして、誠にありがとうございました
時間を取って頂いた相手との別れ際に使用します。
もし相手から誘われたとしても、この言葉を伝えるようにするのがポイントです。
頼み事をする際の表現
自分ひとりではタスクを処理し切れない時など、同僚に頼みごとをすることもあります。
頼み事をする際に使用する表現をご紹介します。
・お手数をおかけしてすみませんが
・お忙しいところ、申し訳ありませんが
・ご面倒をおかけいたしますが
どれも「手伝っていただいてすみません」といった申し訳ない気持ちを伝えることのできる表現です。
頼み事を了承してくださった方には、最初と最後にお礼を言い、感謝の気持ちを伝えるのを忘れないようにしましょう。
相手の申し出を断る際の表現
ビジネスでは、相手の申し出を全て了承することは難しいです。
相手に不快な気持ちを与えずに、申し出を断るための表現をご紹介します。
◯あいにくですが
相手の期待に添えずに残念な気持ちを伝えたい時に使用します。
(例)打ち合わせの日時を指定されたとき
→あいにくその日は先約があるのですが、翌週のご都合はいかがでしょうか。など
◯誠に申し訳ないのですが
申し訳ないという言葉を使用すると、より悪いと思っているという気持ちを強調することができます。
仕事でよく使う日本語【単語編】
仕事でよく使う日本語の単語を給料、勤務、仕事、期間、役職の5つに分けてご紹介します。
給料にまつわる単語
給料にまつわる単語を5単語ご紹介します。
・月給:月単位で金額が決められた給料。
・給与:金銭をあてがい与えること。勤務する者に与える給料の総称。
・手当:労働の報酬として、諸費用として支給するお金。
・ボーナス:支給される額が確定していない一時金。特別手当。
・退職金:企業を退職する際に雇い主等から退職者に支給されるお金。
(退職手当、退職慰労金とも呼ばれます)
特にお金関係は重要な単語が多いので、各単語がどんな意味を持っているのか理解しておくようにしましょう。
勤務にまつわる単語
勤務にまつわる単語を9単語ご紹介します。
・日勤:昼間に勤務すること。
・夜勤:夜間に勤務すること。
・残業:規定時間後まで残って労働を続けること。
・早番:最も早い時間から勤務を開始するシフト。
・遅番:遅い時間から勤務を開始するシフト。
・早出:定刻よりも早く出勤すること。
・遅出:シフト制やフレックスタイム制の勤務形態で、出勤時刻が遅い方。
・直帰:業務による出先から、勤め先に戻らずそのまま帰宅すること。
・出張:業務の一環で、自分の勤務先でない場所へ臨時に出向くこと。
仕事上のお金にまつわる単語
仕事上で扱うお金にまつわる単語を8単語ご紹介します。
・決算:一定期間内での利益、損失の総計算。
・見積もり:金額や量、期間等を前もって計算しておくこと。
・収益:利益を収め取ること。サービスを提供し対価として受け取る金額。
・赤字:支出が収入よりも多い。
・黒字:収入が支出よりも多い。
・資本:事業をおこなう上で必要な基金。
・債務:特定の人に対して金銭を払ったり物を渡したりすべき法律上の義務。
・値崩れ:供給が需要を下回ることにより、売値が急激に下がってしまう現象のこと。
難しい意味の単語が多いですが、使うことの多い単語です。
意味をしっかりと理解しておくことでスムーズに業務を進めることができるでしょう。
期間にまつわる単語
仕事をする上で扱う、期間にまつわる単語を3単語ご紹介します。
・上半期:会計年度を半分に分けたときの前半の6か月。
・下半期:会計年度を半分に分けたときの後半の6か月。
・営業年度:営業の収支、曽根季の決算をするために設けた期間。
役職や呼び方にまつわる単語
覚えておきたい、役職や呼び方にまつわる単語を8単語ご紹介します。
・上司:会社の中で自分よりも地位が上の人。目上の人。
・部下:会社の中で自分よりも地位が下の人。仕事において命令を受けて行動をする人。
・上長:自分よりも年齢や地位が自分よりも上の人。
・先方:相手方。取引先の方。
・御社:話し言葉で相手の会社を表す単語。
・貴社:書き言葉で相手の会社を表す単語。
・弊社:自分が属する会社のこと。
・同僚:職場または役目が自分と同じ人。
まとめ
仕事の際に使用することが多い日本語をフレーズと単語に分けてご紹介しました。
日本ではビジネスマナーを尊重する風習があるので、覚えておくことで社内や取引先からの評価が上がるかもしれません。
使用する頻度の高いものばかりなので、使う場面と一緒に意味や使い方を覚えておくのがおすすめです。
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外国出身ならではのグローバルな視点を持った人材を求めている企業もとても多いです。
外国人の方に向けた積極的なキャリアサポートもおこなっているので、まずはフェローシップがご紹介できるお仕事情報をチェックしてみてください。
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