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【例文つき】外国人の転職時に面接で聞かれる志望動機の答え方![グローバル2]
2020/12/01

◆外国人の転職について

 

日本で働く外国人の方であっても“転職”を考えることって、ありますよね。

もちろん、外国人の日本国内での転職は可能ではありますが、ただ日本人のように自由に転職できるわけではありません。

なぜなら、外国人には転職時に必ずやらなければならない決まり事があるから。

たとえば、退職したなら入国管理局に14日以内に届けを出す、転職の際は現在の在留資格で認められた活動範囲を超えてしまってはいないかどうかに留意する、入国管理局に「就労資格証明書」の交付を申請する、などがあります。

そこをクリアしていれば、日本で働く外国人であっても日本国内での転職は可能です。

 

◆転職の面接時の志望動機で前の会社の不平不満を話すことはNG

 

日本人であれ外国人であれ、転職する際に、面接の場で必ず面接官から聞かれるのが「転職理由」。

面接官によって訊き方は違ったとしても、聞きたいのは「前の会社を辞めた理由はなんですか?」と言うことです。

ここで絶対NGなのは、以前に勤めていた会社の不平不満を面接の場で話してしまうこと。たとえどんなに前の会社に不満があったとしても、面接の場で不平不満をペラペラと話してしまうのはいい印象を与えないですし、「会社の悪口をどこででも話す人」ととられかねません。そのほかにも「この人は周囲に馴染めないタイプなのではないか」「我が社を辞めたあとも、こんなふうに悪口を言いふらさられるのではないか」など、ネガティブなイメージを持たれてしまいます。

ただ前職での待遇を話さないと、転職理由を話すのが難しいという場合もあるかと思われます。その場合は「前職で納得いかない点を解消して、御社で新たに仕事に取り組みたい」というようにあくまでポジティブな理由に繋げて話すようにしましょう。

 

◆転職理由は印象を左右する! いい転職理由例

悪い例・1

「前職ではあまりにも残業時間が多く、仕事以外はなにもできなかったので、これではダメだと思って転職を決意しました」

良い例・1

「前職の人間関係や仕事には満足しておりましたが、平日の労働時間の兼ね合いから自分のスキルアップの時間を確保することができませんでした。スキルアップのための学びができる環境に身を置きたいと考えて転職を決意しました」

 

悪い例・2

「仕事が思うようなものではなく、つまらなかったので転職を決意しました」

良い例・2

「前職よりさらに自分の希望に沿った活躍の場を求めて、転職を決意しました」

 

悪い例・3

「職場の人間関係や上司に不満があり、改善も望めず疲れてしまったので、転職を決意しました」

良い例・3

「尊敬できる上司や同僚とともに、自分もより一層の成長を目指して、企業に貢献したいと考え、転職を決意しました」

 

以上、転職の理由、志望動機のほんの1例をあげてみました。

大事なのは、ネガティブな退職理由をそのままダイレクトに伝えずに上手にオブラートに包むこと。その上で、志望動機にも繋げることができればいいですね。

 

◆面接官が志望動機を聞く理由

 

面接官が面接時に志望動機を聞くのには、もちろんちゃんとした意図があります。

面接官が転職を希望する外国人になにが聞きたいか。

たとえば……

・きちんと会社に定着するタイプの人かどうか

せっかく採用しても、1年も経たないでやめられては面接に割いた時間と労力を無駄にしたことに。会社として損失ですよね。

そんなことのないように、もし採用すれば長く働いてくれそうな人かどうか、面接官はそのあたりを見極めようとして質問を投げかけるのです。

 

・社風にマッチするかどうか。その人の人間性を見極めている。

せっかく採用しても、社風になじめずに以前からいる社員と上手に一緒に仕事を回せなかった……そんな事態に陥ってしまったら、新しく入った外国人転職者も、また、これまで社員として働いていた人にとっても決してプラスにはならない。

そのため、面接官は志望動機を聞きながら、「前職を辞めた理由の信憑性」「対応力や順応性はあるか」「この人はうちの社風にマッチするだろうか」「あの部署に馴染むことはできるだろうか」などを見極めようとしているといえます。

 

◆うまい志望動機を答えるための押さえておくべきポイント

 

・志望動機は、なるべく具体的に話すこと

志望動機を話す際に、「御社の業務内容に感銘をうけました」だけで終わるのではなく、どこがよかったのか、なにに惹かれたのかをできるだけ具体的に話すようにしましょう。

また、その会社のどの部分と、自分のどういう面がマッチするのかなども例をあげて話すのがよいでしょう。

「入社することができたら頑張ります!」ではなく、「入社することができたら、○○のスキルを活かし、御社の○○部署で成果を出せるように頑張りたいと思います」など、面接の際にはやる気や目標も具体的にアピールしたいものです。

 

・自分の経験やスキルなどは、面接までにしっかりと整理整頓しておくこと

 

外国人であっても日本人であっても、転職の際の面接時間はわずかしかありません。その短い時間でいかに自分のスキルや経験をしっかりとアピールできるのか。

面接当日にまごまごしたりしないように、自分の経験やスキルや志望動機は前日までにしっかりと整理整頓しておきたいもの。

志望動機に前職での実績を入れ込んで話せたなら、尚可です。

その実績が、転職先の仕事でも活かせるようなものであればアピールしない手はありません。ぜひ盛り込んでみてくださいね。

 

◆外国人の転職で好印象を与える!志望動機の例文

 

外国人向け 志望動機 例文

<例>

「はじめて御社の○○というサービスを知ったのは、私が小学校の頃のことです。その頃私はまだ母国に住んでおり、御社のコマーシャルが流れるたびに『なんて素晴らしいんだろう』とわくわくしたことを覚えています。御社のサービスは○○という点がとても消費者にとっては使いやすく、私の周囲でも『すごく×××だ』と評判になっており、いつしか私もこのサービスを社員として共に作り支えていきたいと思うようになりました。尊敬できる上司や同僚とともに、自分もより一層の成長を目指して、企業に貢献したいと考え、転職を決意しました」

 

転職先の会社のどのような商品やサービスに興味があるのか、魅力を感じているのか。興味を持ったきっかけはなにか。

上記のように自分だけのエピソードがあれば具体的でいいですね。

「貴社だからこそ働きたいと思っているんです!」「他ではダメなんです」という思いや熱意を伝えることを意識して志望動機を考えましょう。

 

◆外国人の転職時に面接で聞かれる志望動機の答え方 まとめ

 

実際はほんどの人がなんらかのネガティブな理由があって、会社を辞めようと決断するもの。そこは面接官も本当はわかってはいるのです。

ですから、退職理由について、まったくの嘘の話を作りだす必要はありません。

転職が決まった際に、新しい会社が以前の会社に連絡してあなたの退職理由をたずねる可能性もゼロではないですから。嘘がばれてしまうと、印象はよくありませんよね。

嘘をついたり作り話をする必要はありませんが、ネガティブな退職理由をそのままストレートに面接の場で話すことはしない。ポジティブな印象を持たれるように言い換え、志望動機に上手に繋げることを意識して話すようにしましょう。

なお、転職理由や志望動機は事前に考え、家で何度か言葉に出して練習していくようにしましょう。そうすれば、面接当日もいくらか落ち着いて話すことができますよ。


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