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日本語が難しいと悩む外国人に必要な「上手くなるための勉強方法・覚え方」[グローバル2]
2020/11/29

外国人が日本語を勉強して覚える時の心構え

日本には「好きこそものの上手なれ」という有名なことわざがあります。

この言葉を辞書でひいてみると「何事によらず、好きであれば自然それに熱中するので、上達する」とあります。

つまり、好きなものやことであれば、一生懸命集中できるので自然と上達が早くなるということですね。

外国人の皆さんがどんな目的で日本語を学ぼうとしているのか――仕事のため、学業のためとおそらく人によって理由は様々かと思いますが、日本語を学ぶと決めたなら、ぜひなにか日本で好きなものやことをひとつ持ってください。アイドル、漫画、ドラマ、ミュージシャンなんでもOK。それを理解するために、日本語を学ぶ。そう考えたらおのずとモチベーションがキープされるのではないでしょうか。

 

理屈抜きで覚えると効率良く勉強できる

また、日本には自国にはない意味の言葉もあります。そんな言葉を見つけたならメモをしておいて、「なぜこの言葉があるのか」と時間があるときに調べることをオススメします。わからない言葉は、一旦自国の言葉と日本語は全く別のものとして考えると、効率よく勉強することができますよ。例外は、理屈抜きで覚えるのが良いでしょう。

 

外国人から見ると日本語は難しい。だからこそ楽しい勉強方法や覚え方で学ぼう

「日本語は、とにかく難しい」――と嘆く日本に住む外国人の方は、ホントに多いようですね。

まずひらがなとカタカナがあるのが、ややこしい。また、尊敬語、謙譲語、丁寧語と、相手と自分の立場によって、言葉を使いわけなければならないのも大変。そして、なんといってももっとも外国人を悩ませる存在が……そう、漢字ですね。

漫画や小説、お店のメニューやスタンプカードなど、ありとあらゆるところで使われているので、日本に住み、生活していく以上は「漢字なんて読めなくってもいいや」なんて言って開き直ったり、無視するわけにはいきません。

と、ざっと書き出してみると改めて「たしかに日本語は、外国人の人にとっては簡単ではないだろうな」と感じます。

でも「難しいから」と、あきらめてしまわないでください。

次からは楽しく日本語を学ぶためのコツをお話ししたいと思います。

 

日本語を漫画やドラマや映画で学ぶ

日本語は、どのようにして学べば早く上達するのでしょうか?

まず言えるのは、できるだけ多くの日本語を読み、聞き、そしてとにかくたくさん日本語を使って話すということ。

日本語を読む、書く。それはなにも日本語の教科書だけに限らなくってもいいのです。

たとえば漫画やテレビドラマや映画なども、日本語を学ぶための素晴らしい教科書。

実際に日本人が普段話している、かしこまりすぎない日本語が知れるので、ある意味教科書よりも実際に日本に住む際は役に立つかもしれませんね。

 

今の日本語に沿ったリアルな日本語――。

たとえば、いまの日本人、とくに若い世代がよく使う言葉に「やばい」というものがあります。本来「やばい」は不都合やよくない状況を表現するためにあった言葉。

例文をあげると→「明日までにこの件を終わらせないと、やばい」

それがいつのまにか「カッコ悪い」ことにも使われるように。

例文を上げると→「今日の服、ちょっとやばくない?」

そしてここ数年で、やばいはまた新たな進化を遂げました。

いつのまにか「すごい」や「とてもいい!」「カッコいい」などを表現する際の、良いニュアンスを持つ言葉となっていったのです。

例文を上げると→なにかを食べたあとに、「これ、やばい!」

 

というように、言葉は日々変わっていくもの。でもなにもこれは日本語だけの話ではなく、ほかの国も同じではないでしょうか。

日本語を勉強するときに、漫画やドラマや映画をオススメするのは、それらで今使われているリアルな日本語を学ぶことができるからなんです。

それになにより、教科書とにらめっこして学ぶだけでは、途中でくじけたり飽きたりしちゃいますよね。

そんなときにも、テレビやドラマなら物語と共に楽しみながら日本語を学ぶことができるかと思います。

むろん、まず基本をきっちりと教科書で学ぶことが大前提。

文法など一通りの基礎がしっかりと頭に入ったなら、その後は映画やドラマ、漫画をたくさん見たり読んだりして、楽しみながら日本語にたくさん触れるようにしてみてくださいね。

 

単語帳を使って単語を覚える

日本語でスムーズに会話を進めるためには、単語をたくさん覚えることがとっても重要。そんなときに役に立つのが単語帳。日本の学生たちも、外国語を学ぶ際は必ずこれを使っているといっても過言ではありません。

日本語テキストに掲載されている単語はもちろん、映画や本、ドラマや漫画などで使われているような“生きている今の日本語”なども、気になったものはどこかにメモをして、のちに単語帳に記して覚えるようにしましょう。

 

漢字は分解したりや成り立ちを知ることで覚えられる

日本語の中でも「覚えにくい」として、難しいと敬遠されがちなのが漢字。

正直なところ、日本人だって漢字は苦手な人が圧倒多数。

とくに最近はパソコンやスマホの影響で、読むことはできても書くのは苦手という人がますます多くなりました。

日本人でもそうなんですから、外国人の方が漢字に対して「覚えにくい」と思ってしまう気持ちは非常によくわかります。

ここでちょっと簡単アドバイスを。

漢字を覚えるときは、字を分解して考えたり成り立ちを知ることが大切。

漢字の形や成り立ちを知ると、その字に対する理解が深まり、使い方も覚えることができますよ。

 

 

外国人の皆さんが日本語を覚えるための勉強方法や覚え方のコツ

日本語が上手くなるコツは……とにかく喋ること!

もっともこれもおそらく日本語に限らず、すべての言語取得の際に共通かとは思うのですが……。

 

いくら教科書で習っていても、実際に使って話してみないとけっして上達はしません。

 

「発音が悪いんじゃないか」「通じないんじゃないか」「この単語で合っているかな」など、そんなことにとらわれてしまって無口になるのは損!

日本語を話す機会に遭遇できたなら、ためらわずにどんどん日本語で会話するようにしましょう。せっかく日本語を学んできたんですから。

 

日本人はとっても我慢強い民族。

たとえあなたの日本語が完全ではなくっても「この人はいまこういうことが言いたいのかな?」ときっとあなたの話に耳を傾け、内容を理解してくれようとしてくれるはずです。

ですから、日本語を話すチャンスがきたなら、ためらわずにたくさん話しをするようにしてください。多く会話をすればするほど、教科書に載っていないようなき新しい発見もきっとあるはずです。

 

株式会社フェローシップの社員が教える「私はどうやって日本語を勉強したか」

 

株式会社フェローシップには、中国や韓国出身の社員がたくさん働いています。

その中のひとりである中国出身の女性社員に、どうやって日本語を学んだのかを聞いてみました。

「私は小さい頃から日本のドラマが大好きで、いろんなドラマを視聴してきました。何度も繰り返しみるうちに、段々と日本そのものと日本語に興味が湧いてきたという感じです。内容をもっとよく理解したいとドラマを見ながら日本語の教科書を取り寄せ、独学で勉強しました。そのうち『日本語をもっと学びたい、そのためには日本に住んで実際に日本語を話すことが重要だろう』と。そう思って、大学は日本の大学をチョイスして。留学生も多い大学でしたが、私は学内でもプライベートでもなるべく日本人と一緒にいるように意識していました。日本にきてまで中国人とばかり話していては、日本語が上達しませんから。間違ってもいいからとにかく日本人の中に入って日本語を積極的に喋る。留学前にそれを自分の中で決めていました」

 

ドラマや映画で日本語を楽しみながら学ぶ。

さらなる日本語の上達のためには、とにかく話す。恥ずかしがらない。それが日本語上達への早道のようですね。

これを読んでいる外国人留学生の皆さん!

ある程度の基礎を学んだなら、あとは実践あるのみ。

恐れず恥ずかしがらずに、どんどん日本語でトークを楽しんでくださいね。


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